今後についてのお知らせ
前回、新人賞の落選報告をいたしました。
その際に、今後について考えてお知らせすると述べましたが、本日そのことを話していきたいと思います。
結論から先に言うと、長編小説を二作、小説投稿サイトのカクヨムに公開することにしました。
一つは『インタラクション』で、このnoteにも載せていた小説です。読んでくださった方、本当にありがとうございます。
今回、カクヨムで連載するにあたり、noteに掲載していたほうの『インタラクション』は非公開にしました。もし読んでいる途中だった方がいましたら申し訳ありません。カクヨムのほうに必ず最後まで載せるので、そちらで読んでいただけたらと思います。
カクヨムに掲載予定のもう一つの小説は、以前小説家になろうという別のサイトにちょっとの間だけ公開していました。
タイトルを変えようかな、と思っているので、小説の名前はまだ言えないのですが、僕にとって「集大成」のような小説なので、なんとかして良い形で皆様に届けたいと考えています。
二作とも、年末までには完結させるつもりなので、ぜひカクヨムのほうにアクセスしてみてください。
さて、ここからは今回の決断の経緯、それから想いについて語りたいと思います。
実のところ、相当悩みました。
今までの僕の経験からして、ネットに小説を公開したところでろくに読まれることもないのは理解できていました。
だけど、僕は誰かに読んでもらうために小説を書いているし、伝えたいことが確かに小説の中にあると信じています。
読んでくれる『あなた』がいて、『小説』があって、『僕』がいる。
その状態こそが、僕の理想です。
だから、何度も改稿を重ねてきた思い入れのある『インタラクション』と、僕にとって集大成とも言えるもう一つの小説をちゃんとした形で公開することにしました。
場所はサービス開始当初から利用している『カクヨム』を選びました。12月には、サイト内で『カクヨムWeb小説コンテスト』も始まるみたいなので参加してみようかなと思っています。
多分、今回の決断も今までの繰り返しでしかなくて、また特に進展がないまま時間だけが過ぎていってしまうのだろうと思います。
でも、だからこそ証として残しておきたいものがあって、仮に認められなかったとしても終わりまでやり遂げるつもりです。
さらにその後のことは、今の僕にはわかりません。
一応、現段階で最後に完結させた小説、すなわち前回落選報告をした小説については、今すぐにネットに公開するという決断をしませんでした。
それはまだ改稿したいからであり、どこか別の新人賞に送ろうかなと思っているからでもあります。
ネットに出すとか、新人賞に応募するとか、正直言ってもう疲れました。希望の光は見失いかけています。なんのためにやってるんだろう、って。
でも、伝えたいこと、届けたいこと、信じたいことがまだあります。
ある意味で、もうそれだけしかないのかもしれません。
本当にそれだけのことでしかなくて、それだけでまだ動けるみたいな。
まあ、やれるだけやってみます。
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