2023年の終わりに

遥石幸です。この記事が2023年最後の記事になります。

一年の終わりということで、今年起こった出来事を振り返っていこうかなと思うのですが、残念ながらこれといった成果を上げられたわけではありません。短く二、三行でまとめられてしまうような日々でした。

そんな中でも、僕が個人的に良かったなと感じているのは、群像新人文学賞への応募です。

とりあえず新作を書けたこと、そして賞に送れたこと。

作家志望者としてかろうじて活動を継続できている一つの証で、これがなかったら2023年は空白の一年だったのかもしれません。

空白の一年。いや、違う。本当にそこに存在し得たのは一時的なブランクではなく、半永久的な活動の停止だった可能性もあります。

事実として、僕は今年引退宣言のようなものをブログに書いています。

実際のところ、こうして年末にまだ活動を続けているわけで、ひとまずの引退は回避できたのかもしれません。されど、上記の記事の中にも書いたように、今年は活動方針の見直しを余儀なくされた一年となりました。

詳しい流れについては過去のブログを一から全部読んでいただければと思うのですが、僕のブログをそんなに熱心にチェックしてくれる人はおそらくいないだろうから、ここでは簡潔にどういう結論に至ったのかを述べます。

それは「一人ずつでもファンを増やそう」というものでした。

本当、ファンってどうやって増やせばいいんですかね。昨今の世の中では「何万人フォロワー」みたいな派手な言葉が飛び交っていますが、同じ世界で起こっていることとは到底思えません。

とはいえ、具体的な数としてそこに近づけなければなかなか活路は見出だせないわけで、そのための一人ひとりをどのように集めていくのかというのを強く意識したのが2023年という年です。

もちろん、ファンを増やすというのはそれ以前からずっと考えてきたことだし、読者の「あなた」に向けての小説やブログを僕は昔から書いてきたつもりですが、何万人というような非現実的で現実的な数値目標を考えるようになったのは最近です。

もしかしたら、それだけ自暴自棄になっているってことなのかもしれません。

それでも、こうして今ブログを書くことができていて、こんなたどたどしい文章を読んでくれているあなたがいるというのは、僕にとってこれ以上ないくらいの大きな救いです。


多分、一生辿り着けないような夢、目標。

その距離を絶望的なまでに感じながらも、来年に向けて新たな一歩を踏み出そうとしている。

今はそんな2023年の終わりです。

皆様、今年も一年ありがとうございました。

来年もまたよろしくお願いいたします。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?