第67回群像新人文学賞に応募しました

また更新の間隔が1か月ほど空いてしまいました。待ってくれている人がいたらすみません。

前回の記事では、新作の小説が書き上がったことをお伝えしました。

記事のタイトルにもある通り、書けたは良いもののどうすればいいかという難題がまだ残っていました。


この1か月、小説の推敲を行いながら様々なやり方を模索してきました。

そして、ようやく一つの決断をしたので報告します。

先月書き上げた新作の小説は、第67回群像新人文学賞に応募しました。

もうすでに「ご応募ありがとうございました」のメールも受け取っており、あとは結果を待つだけの状態です。


完全に事後報告となってしまいましたが、僕が今回群像新人文学賞を選んだわけをこれから少し説明しようと思います。

まず初めに簡単な理由として、締切がちょうどいいタイミングだったというのがあります。WEBの場合は10月15日です。(郵送だと31日まで大丈夫みたいです)

枚数は書き上がった段階で少しだけ上限をオーバーしていたのですが、推敲しながら削って無事に収まりました。原稿データはWordで作成。その他の規定もとりあえず満たしているはずです。

まあ、こういった理由、条件についてはわかりやすいのでいいとして、一番の難しい問題は自分の小説が受け入れてもらえるのかという点です。

群像新人文学賞は、いわゆる純文学の賞に該当するみたいです。

この書き方からも伝わるかもしれませんが、僕は純文学というジャンルについて全然詳しくありません。どの賞がそれに当たるのかもあやふやで、群像の締切が10月にあることも今回初めて知ったくらいです。

だから、これまで一度も純文学の賞に送ったことはありませんでした。

では、なぜ今ここで応募をしたのかというと、おそらくその「一度も送ったことがない」というのが理由になると思います。

僕は今まで散々いろいろな新人賞に投稿したり、ネット上に小説を公開したりして、どうにか作家になることを目指してきた人間です。

けれど、特にこれといった結果は出ませんでした。

絶望した。そんな単純な言い方で人生をまとめたくはありませんが、希望を見失ってしまったことは紛れもない事実です。

もう何に対しても期待できないから、今までやったことのないことをする。

投げやりにも見える挑戦ですが、僕に思いつく方法はこれくらいしかありませんでした。


送った小説がどういう評価をされるのかは僕にはまったくわかりません。

でも、誰かが読んでくれるのならそこに価値はあると思っています。

それはこのブログについても同じです。長くなりましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。

以上、遥石幸でした。

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