第30回電撃小説大賞の結果とこれからの活動について

第30回電撃小説大賞の一次選考の結果が先日発表され、残念ながら僕の小説は落選していました。

通過された方はおめでとうございます。まだ先は長いと思いますが、良い結果が出るように祈っています。


さて、賞の結果報告はこれくらいにして。

今日はその他にもう一つ皆様にお伝えしたいことがあります。

僕のこれからの活動について、です。

このブログを訪れるのが初めての方もそうでない方も、興味があったら読んでいってください。


まず最初にプロフィール的なことを整理すると、僕は長年作家志望者をやってきて、賞に送ればだいたいいつも一次落ちというのを繰り返してきた人間です。公募だけでなく、インターネット上にも小説を何度も公開したりして、そっちの方向での作家デビューというのも模索しましたが、それもまた遠い夢といった感じになっています。

最近は、もうあまりどのやり方にも期待が持てなくなっていました。それでも、公募に出さなければ受賞はないし、ネット空間に小説があれば読まれてデビューにつながるような奇跡が起こるかもしれないし、と誤魔化しながらなんとか続けてきて今に至っているような具合です。

今回賞に落ちたことで現在選考中の小説もなくなり、ある意味では自由な状態になりました。

そんな今だからこそ、決断するときが来たのかもしれません。

活動方針の転換です。

今後は、小説やブログなどを読んでくれるファンのような存在を、少しずつでもいいから増やしていくことを重視していこうと思います。

新人賞への挑戦は、もし仮に続けるとしても読者の増加に繋げるためと割り切ります。ネット上に公開したまま参加できる賞などもありますからね。

要は、作家デビューに過度の希望を抱かないようにしよう、ということです。

僕が小説家になって本当に叶えたかったことは、多分ほとんどカクヨムやnoteなどの場所があれば達成可能なことです。

一万人のファンだって、あなたという一人が集まってできる。もちろん、一万人も集めるにはバズるきっかけみたいなことが必要かもしれないけれど、それだってやっぱり一人ひとりに想いを届けてきた結果から生まれる。

だから、これからは遠回りだとしても、小説家として認められなかったとしても、その本当の夢を目指してやっていこうと思います。


これが事実上の引退宣言なのかは僕自身にもわかりません。

あくまで気持ちの持ち方の問題で、表面上は何も変わらないのかもしれません。

それでも、このままでは嫌だという想いが、僕にこの記事を書かせました。

とにかく、今の僕から言えるのはこれからもよろしくということですね。

みんな、これからもよろしく。大事なことなので二回言いました。まだ足りないくらいです。もっと言いたい。

何はともあれ、これからもよろしくお願いします。(三回目)

以上、遥石幸でした。またね。

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