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2023年の初詣も布施弁天東海寺へ

関東三大弁財天にして、開山1200年

今年から紅白歌合戦を見るのはやめてしまいましたが、年が明ける少し前に柏市の布施弁天(紅龍山布施弁天東海寺)に初詣に行くようになって5年になります。
ここは大同2年(西暦807年)に弘法大師空海作といわれる弁財天像をご本尊(秘仏)として開山された祈願寺で、1200年の歴史のあるお寺です。
神奈川県の江ノ島の江島神社弁天堂、東京都浅草の浅草寺弁天山(弁天堂)と並び、関東三大弁財天の一つなのですが、他の2箇所に比べるとアクセスが悪く、観光地ではない田舎にあるため、待ち時間が少なくお詣りできるのが利点です。それでも、大晦日には縁日も出ますし、かなりの人出ではありますが。

今年の待ち時間は20分ほどでした
手水に浮かんだハートマークのお花が可愛らしい
これが本堂です

弁財天では12月31日の23時より108回限定で除夜の鐘をつくことができます。今年は間に合わなかったのですが、これをつくと煩悩が払われる気がして、厳かな気持ちになるので、オススメですよ。

この鐘楼で除夜の鐘をつきます

弁財天は望むものを与えてくれる優しい神様

弁財天は現世利益を願って良い神様と言われています。「もし人々が、智慧を欲するならば最もすぐれた智を、財福を求むるならば本当の幸せを、寿命を欲するならば盛んな生命力を与えよう」など、八つの誓願を立てられた神様なのです。そういう愛に溢れた神様だから、田園風景に囲まれた地にあって、1200年以上も栄えているのでしょう。

昨年夏にコロナ陽性になり、高熱と倦怠感で2週間ほど仕事がストップした私は、健康で初詣に足を運べること、それだけで「強運」かつ「有難い」ことだと実感。今年はお願い事より守られていることへの感謝を伝えるお詣りになりました。

おみくじを引いたら「末吉」。当初は砂金の中から金を探すように苦労するが、努力を続ければ、望みや願いを達成できるという、励みになるお告げを頂きました。

弁財天の境内で恒例の甘酒を堪能

最後に恒例の甘酒をいただきます。テントの中は石油ストーブがあって、「どうぞ当たってください」とやさしいお声がけ。甘酒のほんのりした甘さと本物の炎が目と身体をジワジワと温めてくれ、幸せな気落ちになりました。弁天様の境内では、売店のスタッフの方たちも愛に溢れているのでした。ちなみに、境内の外、広大な駐車場の前には屋台が出ていて、大勢の人で賑わっていました。

2023年の幕開けを大好きな弁財天の境内で迎えられたことに感謝です。
みなさまの2023年が、健康に恵まれ、愛に溢れた1年でありますように!!

美味な甘酒と石油ストーブの炎にほっこりしました

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