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ツイ廃が半年間Twitterをやめてみた

半年間Twitterをやめてみた。
きっかけは、転職活動や勉強にかける時間を確保するため。(転職活動についてはこちらをどうぞ)

いわゆるママ垢、ワーママ垢を運用している私。フォロワーさんは2000〜3000くらい。四六時中Twitterを閲覧・投稿しているツイ廃だ。

ツイ廃からTwitterを取り上げたらどうなる?と当事者研究をしてみたかったので、禁断症状の経過を逐次メモしていました。以下、晒しますw


1.こんな経過をたどりました

■ツイ断ちの儀(2022年6月某日)
Twitterをログアウトし、アプリもスマホから削除。
しかしまたいつでも再開できるようにID・PASSは手帳に控えた笑

■〜3日
スマホを手に取るとTwitterのアイコンがあったあたりを指が勝手にタップしてしまう。
そこに意志は介在しない。全く無意識の動作として身に染み付いてしまっているのだ。いつのまにか無意識下にまで根を下ろしていたTwitter。恐ろしや。

■〜1週間
ふとした時に無意識にTwitter投稿用の文章を脳内で作文している。

■〜2週間
よくやりとりしていた相互さんの顔(もとい、アイコン画像)が脳内をチラつく。お元気だろうか。

■〜2週間半
本や新聞をよく読むようになる。禁煙中の人が口さみしさを紛らわすために飴をなめるようなものだろう。本来の目的だった勉強は特にはかどっていないw

■~3週間
何か考えてる時、あぁこれをTwitterに書けたら思考の整理になるんだけど、と時折思う。

■~1ヵ月
他人の意見を見ずに過ごす生活はとてもラク。精神が毛羽立たない。

■1ヵ月経過した感想
・投稿はしたい
・情報収集もしたい
・他人の意見や感情は見たくない

■~1ヵ月半
家庭と仕事と試験勉強の両立?鼎立?に悩む。勉強していることは夫以外に明かしていないので、吐き出す場所がない。こういう時にTwitterがあれば吐き出せるのにな

■〜2ヶ月
アカウント開設時に登録したメールアドレス宛に、twitterから通知メールが定期的に来ているのに気づく。
相互さんのツイートやその時バズってるツイートがいくつか紹介されている。相互さんの近況をわずかながら垣間見れてうれしい。
が、その中に、フォローもしてない・特にバズってるわけでもない有名人のツイートがたまに紛れてるのが謎。石野卓球氏、清水ミチコ氏など。人選がまた謎を深めている。

このへんからメモの頻度が激減。

■〜3ヵ月
Twitterがどうでもよくなってきた。
先月は何か小ネタを思いついたりモヤッたりしたらTwitterに投稿したいと感じたが、そういうことがなくなった。

■〜4ヵ月
本をめちゃくちゃ読むようになった。ツイ廃だったのは、SNS依存というより活字中毒だからなのかも。

■〜5ヵ月
試験が終わり勉強時間を確保する必要もなくなったが、Twitterを開く気にならない。このままフェードアウトしてもいいかも。

以後、記録なし。


2.健全に離脱できてよかった件

最初の1,2週間は、今思うとほんとに依存症患者の離脱症状みがあるなと思います。何かあると反射的にTwitterを開こうと、考えるより先に手が動いていました。もともと、職場でオフィスからトイレへ歩いていく間だの、スーパーのレジで並んでいる間だの、ほんのちょっとした時間にもTwitterを開いていたので、生活の様々な動作とTwitterが紐づいてしまっていたのだと思います。

その割に、Twitterをやらないことに慣れると潮が引くのは速かったです。一気に心が離れた。現時点で(タイトルには半年と書きましたが)正味8ヵ月Twitterを離れており、最後のメモから今に至るまでのここ3ヵ月は本当にTwitterを思い出すこともありませんでした。

ちなみにスマホ依存気味なのは治ってないです。Twitterの代わりに電子書籍を読んだり、なにがしかをwikiで調べたりしてる。なので見た目上はTwitterを辞める前後で変化はないですw

つまり比較的簡単にTwitterロス状態を抜け出すことができたのは、読書という有意義な代償行為があったからだと言えるでしょう。

スマホ依存?活字中毒?いや、情報を次々と脳みそに入れたい病って言えばいいのかな。なんにせよ、Twitterをやらないからといってボーッと脳が休むことはあまりないです。
スマホ認知症なるものを最近知りました。ググるとなんか胡散臭い感じがするんですが、そういう病気が本当にあるなら私はハイリスク群だと言えるでしょうw

とはいえ、有意義じゃない代償行為(たとえば暴飲暴食とか)に行きつかなかったのは幸運でした。タバコやめたら食べる量が増えて太ったとか、薬物をやめたら今度はアルコール依存になったとかいう話を聞いたことがあるけど、読書は至って健全。良かった。。

3.これからTwitterとどう付き合う?

3-① もうやりたくない…

Twitterへの気持ちは「やりたいけどやめとこう」→「やりたい気持ちがおさまってきた」→「特に何とも思わない」を経て、今は「やりたくない」に変わってきています。

勉強が一段落した今、いくらTwitterをしても別にかまわない。それにもかかわらず「やりたくない」のは、やはりツイ廃だった日々は異常だったと感じるからでしょう。相互さんとのやりとり等楽しいことはたくさんあったけれど、ことあるごとにアプリを開いたり、ネガティブなリプを引きずったりするのはTwitterに生活を引っ張られすぎだったと思うのです。

それで、なんか、次にログインしたらまたツイ廃になりそうな気がひしひしとするんですよ。こうしてnoteを書けばTwitterで告知して皆さんに見てもらいたいなーとか思うけど、そうすれば反応を求めて頻繁にアプリを覗くようになり、そこからまた…って。アルコール依存症治療中の人が再飲酒してしまうような感じ。それが嫌でやりたくない。

3‐② 情報収集はしたい

ただ、Twitterで情報収集はしたいんですよね。

今は子どもの教育にもっぱら関心が向いているのですが、実感のこもった速報性の高い口コミを見るなら現代社会ではSNSが最強でしょう。リアルではまず育児観が似てるママ友を見つけることが困難だったりしますし。。

読書に熱中しているので教育関係の本を読むこともありますが、総論的すぎたり、学者が書いているため当事者の意見がわからないのが難点です。また、長期的な教育方針を考えるなら本は参考になるけど、明日使えるTIPSは得にくい(私がそういう本を選びがちなのですが)。

ツイートせず淡々と閲覧だけする情報収集用の新アカウントを作ろうかなぁ。

それか、今のアカウントを基本は閲覧専用にして、乗っ取り防止に時々ツイートする程度とか。それなら相互さんの近況は知れるし。。

4.まとめ

私は今回勉強に集中するためにTwitterを中断しましたが、Twitter界には資格取得垢とか受験垢というのも存在しますね。同じ目標を目指す者同士が情報交換をしたり、励まし合ったりするやつです。SNSでモチベーションが上がり良い結果が出る方はどんどんやれば良いと思います。

思えば私は大学受験の時(2005年ごろ)も家に閉じこもって連絡を断ち、塾に行ってもほとんど誰とも喋らずに授業だけ受けて帰ってきた記憶があります。スマホ登場以前から、何かに集中したいときはコミュニケーションを避けたい性分だったんですね。

要は、己を知ることが大事なんだなと思いました。
なんのためにTwitterをしているのか、Twitterをしてどんな気持ちになることが多いのか、どんな風に影響を受けているのか、自分の傾向を踏まえた上で付き合い方を考える。普通極まりない結論だけど、そういうことなのでしょう。(大人ならそのへんの自己分析や自律ができるけど、子どもは大変だろうなぁ)

私が今後どうするかは、上でうだうだ言ったけど、まだ決めてません。またツイ廃になったら嫌だからやりたくないという気も、ツイ廃になっても犯罪じゃないんだから流れに任せればいいじゃんという気もします。

とりあえず嫌だと思ううちはやらないでおこうと思いますw

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