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先生と話して思ったこと

今週1週間は保健室登校をしていた。先週勇気を出して教室で授業を聞いていたら、気持ち悪くなってしまい、いつもなら席を廊下側にしてもらってるから外に出られるけど、廊下側から離れた席で、外に出るのを躊躇ってしまった。
結果50分終始気持ち悪くて心臓がドキドキしていた。また同じようになるのが怖くて教室に行くのを避けていた。
今日もいつも通り保健室に向かおうとしたら担任と会った。担任に今日は授業出られない?と控えめに聞かれた。教室に行くのが怖かったので、保健室に行こうとした。そしたら担任が
「このまま保健室登校を続けていたら、高三に進級はできると思うけど、授業に出るのは難しくなっちゃうんじゃない?見てると負のループにハマってる感じがしてて、、」
と言った。
「あなたの体調がどんな風かは私はあなたじゃないからわからないし、教室にいつ行くかってのは〇〇さんにしか決められない。でも過去の先輩を見てて、同じように高2で保健室登校して高3で卒業できなかった子がいるから、このままだとそうなってしまう気がするし、いつかは行かなきゃいけないんだと思う。」と。
正直担任の話を聞いてると、頑張っている子を見るのが好きというか、病気を抱えても頑張って卒業したとか、苦手を克服して勉強頑張っていい大学に入った、とかよくそういう話をされる。だから、逆境から頑張ってほしいという思いがあるんだと思う。そしてそれを見届けたいという気持ちも。
今気づいたけど、自分は他人の期待に応えたがる。だから担任の話を聞いて自分も頑張りたい、担任に認められたいと思ってしまった。
他人の味方をしたのは事実だけど、教室で授業を受けたいというか、みんなと同じ時間を共有したいという気持ちはあった。
友達と、先生のこととか授業のこととかたわいもない話をしたかった。それに、ずっと家にいるけれど、家にいたって体調が良くなる兆しがないのだ。寂しがりやだし、行けるなら学校に行って友達と話したほうがいいんだろうとは自分でも思っていた。
けどたくさん溜まってきたトラウマが教室に行こうとするのを留まらせていて、踏ん切りがつかなかった。怖かった。
その時にそうだよね怖いんだよねと同情してくれて、トラウマを持ってメンタル病んだ過去の先輩の例を出しながら、
「大丈夫だよ。多分できるよ。」
みたいな励ましの言葉をもらって悔しいがすごく勇気をもらった。
担任とか家族の期待に応えるのではなく、自分がしたいから授業に出るようにしたいから悔しかった。自分がちょっと嫌になった。
でも担任を見直した。みんなの前では大学受験の傾向とか勉強法とかしか言わない、勉強できる生徒を優遇するタイプだと思っていたので。
そういう側面もなくは無いけど、やっぱり勇気をもらったので、他人の期待に応えるためではなく、少しずつ自分の好きな時に、自分のペースで授業に出ていきたい。
ただ、モヤモヤするのが毎年そういう高1高2らへんで体調を崩す生徒が出るということ。うちの学校だけなのか?進学校で勉強進度が早くて真面目な子が自分を追い込んでしまうからか?それだけ?日本全体でそうなのか?でもやっぱりおかしいし良くない。
あとみんな、先生も友達も調子いい時でいいからね。とか無理しないでね。って言うけどどんくらいで無理してるのかなんてわかんないし、調子いい時なんてない。普通の人の普通体調がプラマイ0だったとしたら、体調悪い人の普通は常にマイナスだと思うから。

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