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こちら地球星日本国シロ隊員。今日もこの星の平和はぼくがきちんと守りました。

「応答どーじょー。」

お金を入れてない公衆電話で、誰かに向かって話しかける。
映画 鉄コン筋クリート の中で妙に印象に残ってる、シロのセリフ。

地球星日本国にいる感覚

コロナで時代も世界も、もの凄い勢いで変わっていってることだけがわかる。それも、地球平面説が当たり前だった世界で、球体説が唱えられた並みの衝撃で価値観が変化。今、確かなのは、冷蔵庫の中身がそろそろ味気なくなってきていることと、椅子が固いってことくらい。


——— 今私に、この場所で、何ができるのか。
まだ目に見えないウイルスの不確かさに翻弄されながら、目の前の新郎新婦と対話をしながら、クリエイターの方々どどうしようかと電話をしながら、4月にイベントを企画した。

パートナーシップについてのイベントを企画したいと思ったり、100組以上の新郎新婦のパートナーとして生きていく未来の門出もつくってこれたのは、人と共に生きることに興味があるからだなって思う。

前提、結婚することが正義だとも思ってないし、パートナーがいることだけが幸せだとも思ってない。私自身アートディレクターとしてデビューしたと同時くらいから彼氏はいない。でも、「人と目を合わせて向き合い会話をする機会」は、誰しも同じように大事だと思うから、人と人との間にあるものを扱っていたいと思う。

新郎新婦が真剣に相談してくれること。クリエイターの方々ともっと良いものを生み出そうと話合う時間。同期や先輩が悩みを聞いてくれること。私の中では、パートナーって、腹割って話せる仲のことだと思う。

同棲できる彼氏彼女がいる人、結婚していた人が「よかった」と「しあわせだ」と呟いている人も良い。でも、どちらかというと、私は、それと同じくらい、遠距離恋愛で「会える人良いなあ...」って声に出さずに密かに思ってる人や、同棲が意外と大変だ....という人や、そもそもパートナーが居ないことをウイルスと共に急に意識しちゃって孤独を感じている人に、細かいこと全部吹き飛ばして、そんでもって全部ひっくるめた、共に生きていく実感を感じれる機会をつくりたい。男女や恋愛、家族を越えて、私は同じ地球星に住んでる隊員として。

どうやってやるんだ、ってところでいつも壁にぶつかるのと、最近は特に「口で言うより行動で語れし」と自分に問うモードなので、いつまでたっても目の前のことを頑張るってところから抜け出せてないのだけど、世界の変化と共に、やっと何かできそうな気もしてる。

いなくてもいいとか、会えなくてもいいとか、
強がりに聞こえるうちは、まだ世界を愛情で染められると思う。


この時代良かったと思えた発信

時代に目を合わせることと、人と目を合わせることは違う。物理的距離が離れていても、人と目を合わせてるってどういうことか、TwitterでこのMVが流れてきた時分かった気がした。アイドルが好きとかじゃなく、つくられるプロセスにときめいいた。

一つの呟きから8日間で、作詞作曲、MV撮影も含め全て遠隔でつくられたもの。プロセスも全てハッシュタグで検索すればみれて、ファンから集められたイラストがたくさん使われて完成させられたもの。この時代じゃなきゃできなかったし、この時代の変化の波に乗らないとできなかったもので、ファンと目を合わせて、クリエイター達が肩組んでじゃないと作れなかったものに感動した。

あと、ニュージーランドの首相の発信も、国民と目を合わせて対話しようとしている姿に、こんな風に話しかけられる大人でありたいなと思った。動画は是非みて欲しい。日本の社会からしたら夢見たいなことかもしれないけど、地球上の国で、同じ時代にこんな国があるんだと思うと期待で震える。

時代だけに目を合わせていても、人と向き合って、人と目を合わせて話をしな意図、時代は人と距離が離れた状態で流れてしまうと思う。
すごい取り留めもないことになってしまったけど、今、全員遠隔だから、今だからしかできない団結とか繋がりとか、そういう、人が人と生きる意味みたいなものを、生み出せたらなって思う。

私は、案外元気です。みんなはどう?
落ち込んだり、話したかったりしたら、いつでも話そ。
ZOOMもLomeもなんだってあるよ。

交信終わり!