いつのまにか遅れている(変更管理って大事よね)

開発はいつのまにか遅れていて原因がわからない


いつのまにか開発が遅れてしまっている事ないですか?
予定通りに工数も消化しているのにこの機能できてない、こっちもできてない!なんて思うことがよくあります。
ウォーターフォールでのシステム開発は要件定義、設計、開発と進んでいくのですが、要件定義や設計を過ぎた後に「これやっぱり枠に白い線追加してくれない?」なんてお客様に言われてそのまま対応していると塵も積もれば山になって開発がじわじわ遅れていきます。
プロマネがしっかり管理していたら問題無いんですが、N○○データとか一流のSIerじゃない限りそんな有能な人は数える程しか見た事がありません。
本来優秀な人でも忙しさにかまけてつい紛れてしまうなんてことも多いと思います。

変更管理ってどうしてる?


さて、じゃあこれをどうやって管理するかという話になるのですが、昔であれば変更履歴簿みたいな名称のExcelで管理していたのですが、誰かが代表して更新しないといけないので結局忙しいと更新できなくなってしまうんですよね。
オンラインでGoogleDocs共有すればいいじゃない...という手もあるのですが、ポロッと社内の資料がお客さんに見えちゃったりとか事故も多く発生しがちなのでオススメしません。またそういう理由でお客さんとの共有を制限している企業も多いと思います。
なのでBacklogやRedmineといったバグトラッキングシステムを使おう!というところに落ち着く場合が多いんじゃないでしょうか。

シンプルな変更管理を導入しよう


開発項目としてマイルストーンがいくつかあると思うのですが、開発1、開発2、結合テスト、総合テスト、なんて分かれている場合、開発1残課題、開発2残課題、結合テスト残課題、といったように「残課題」というくくりで親チケットを作り、お客様にもそちらへ子チケットとして追加して頂くというような方法が比較的スマートではないかと思います。
(「追加仕様&残課題」みたいにしても分かりやすいと思います。)
あとで遅延が発生した時にもそのチケットにぶら下がっているものが開発者としての「余分な作業」として説明できるので非常に便利です。
追加工数の請求にも使えますし、お客様に何か依頼をされた時に毎回「これは仕様追加になりますね」なんて話をすると関係性がギスギスしかねないので、最初にこのルールを作っておくと良いかと思います。

あとで困るので最初にやる

システム開発の仕事って共有したい内容が時間が経過すると共にめちゃくちゃ増えてくるんですよね。
共有していい情報なのかどうかも判断が必要になってくるし、プロマネはどこの会社でも大忙しです。
なので最初から枠組みを作っておいて、勝手に情報が溜まるようにしておくと少しだけ楽になるかなと思います。

こちらのnoteではこんな感じでちょっとした開発のハックというか反省した内容について書いていきたいと思います。
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