見出し画像

療育花育の記録 あきらくん#10


あきらくんは体が不自由で車いすで移動。
言葉は話せません。喜怒哀楽などは、声でいろんな表現をします。
表情も豊か。表情でも多様に表現してくれます。

あきらくん 20240527 「あきらくんまたまた踊る」


終了後の経過について 親御さんから

今回はなし

写真記録


腕を動かして踊っている様子
今日は表情が柔らかい

前回を踏まえた検証と考察

引き続き、花と家族の時間、花の心地よさを感じていただきながら様子見。

てんかん発作が気圧に弱く起きたとのこと。
今日は比較的落ち着いて、ここも穏やかだった。

印象記録

植物に触れながら、みんなといて、笑顔や優しい表情が多かった。

あきらくんが腕を動かして踊ってくれたので、私も真似をして同じ動きをしてみた。
それを見てそれにこたえるように、またあきらくんが躍った。
拍手をしたら、にやっと恥ずかしそうに笑っている。

以前より、あきら君の表情を読み取れるように私もなっていることに気づく。
そして、あきら君も、私にこたえてコミュニケーションをとってくれたりもする。

想像もしていなかったことが起こり始めてきている。

現場から

犬とお母さまお姉さんと花と私といっしょに音楽を聴きながら過ごす時間を、うれしいと感じてくれていることが、
あきら君の言葉でない表現から、
やっと今日確信が持てた。

笑顔だけでなく、どんな喜怒哀楽をだしてもいい時間として、
安心安全に感じて自己表現をしていってほしいと願うばかりだ。


次回考察

花をいけるだけではなく、全体の自己表現を観察する。

―to be continued


2003年から一万人以上の方に花育をしました。現場でどんな風に、どうしたか、結果どうか等、遺さないまま頭の中にあり、書きのこして、いつか誰かの役にたったらいいな、と思い書き始めました。サポート励みになります。活動費として使わせていただきます。よろしくお願いいたします。