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療育花育の記録 あきらくん #1

あきらくん

あきらくんは体が不自由で車いすで移動。
言葉は話せません。喜怒哀楽などは、声でいろんな表現をします。
表情も豊か。表情でも多様に表現してくれます。


20230731

テーマ「触覚」

写真記録’(※6月の過去ログ)


20230613 
花育前

なぜか非常に怒っていた

花育後

表情が変化した。気分が変化している。


終了後の経過について 親御さんの手紙

日誉は先生の声がするのに姿がなくて、???でスタートしてしまった様です…
ズームでする事は伝えてはいたのですが。
退出した途端ピタッと怒るのをやめました(^^;後は、部屋がゼラニウムが多すぎて匂いが少しきつく、ユーカリの香りも分からない位で…(_;
くしゃみしてました(^^;少し少しずつ慣れていければ良いなぁと思っています。


私の返信

なるほど。
事前に、画面に先生がみえるよ、と伝えるとよいですね。
私が居なかったとしても、
親子で花の時間を
嗅覚、触覚、視覚で、しばらくは、過ごされてみて下さい。
たぶん、普通の人より感覚が発達しているかもしれませんので、
普通にお花をえらんで、
私は様子がみれたら大丈夫ですので、
無理に画面は気にせずに、
親子でいっしょに
微妙な薫りを嗅ぎ分けながら
花を愛でる時間に、
次回は
してみてほしいです。
携帯で入ってみては、いかがでしょうか?


2 現場から

お母さまは、ゼラニウム、ユーカリなど、香りの強い植物を選んでいました。
画面に向けよう向けようとするお母さま。
機嫌が悪くなるあきらくん。

あきらくんには、植物に触れて、アーシングして、触覚も使ってほしいと考えていました。
それはできたのですが、
特に画面に向き合ってほしかったのでもなく、私に向き合ってほしかったのでもなかったのです。

お母さんは、形を整えたかったのかもしれません。

あきらくんは自由に遊びたかったのかもしれないと。


4 次回考察

私や画面を気にせずに、自由な体制、自由な気持ちで
「目的」を持たず、
お母さんと花とあきらくんの、やさしい時間をおちついて創ることにしばらくは特化して様子を見る。

to be continued

2003年から一万人以上の方に花育をしました。現場でどんな風に、どうしたか、結果どうか等、遺さないまま頭の中にあり、書きのこして、いつか誰かの役にたったらいいな、と思い書き始めました。サポート励みになります。活動費として使わせていただきます。よろしくお願いいたします。