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フェミニスト練習帳

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白人として書いていた

白人として書いていた

 金髪の妖精、青い目の戦士、緑の目で白い肌の少女たち。

小さいころは「物語」を書くことが好きだった。妖精、竜、魔法など「日常」からかけ離れた設定を考えて書く、いわゆる「ファンタジー」に夢中だった。今は妖精と打とうとすると真っ先に要請と変換されるのなんかかなしいな。「海外」のファンタジーや少女小説、児童書がたくさんあり、どれも大好きだった。読んだ小説の真似をして書いていたのだろう。

 それらの主

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