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一歩踏み出す勇気

いつも応援ありがとうございます!
晴智です。
久しぶりのnote更新です。

改めまして、ZEROTEN2023大阪では
ありがとうございました。

今回は作品のお話と在廊時のこと、
いただいた感想のことを書きたいと思います。
頭の中にあるものを言葉に変換するのに
時間がかかりすぎてしまいました…
お待たせしてしまいすみません。

かなりの長文になると思うので
読みたい項目だけ読んでいただいても。


*作品に込めたもの*


どの展示会やイベント、コンペでも
「絶対に自分の納得のいく作品を出す」
と言うことは決めていますが
いつもどんな反応をいただけるか等、
毎回ドキドキそわそわしています。

また、もう一つ大切にしていることとして
「毎回必ず何か目標を立てて臨むこと」
があります。
(展示会開催時のツイートを見かけた方は
気づいてくださっているかも知れませんが)

優勝などの大きな実績を掴んだり
選抜されたり良いお話をいただいたり
ぐぐぐっと勢いが付いたりという
結果を出すまでに時間がかかる人間です。
成長の歩幅が小さいことを自覚しているので
作品制作や発表、追求する努力を忘れないようにしています。
(常に悔しい気持ちは纏わりついています)

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どんなに小さな目標でも達成を積み重ねることで
モチベーションやクオリティ・意識の向上に
繋げようとしています。
なんだか底力も付きそうですし、
向上心や挑戦する姿勢や努力することを忘れてしまったらそれ以上前に進むことも成長することもできなくなってしまいそうな気がしまうので…。

いつも大切にしていることです。


昨年末のタツコン2022で代表さまから
「金魚以外のモチーフも描いてみては?
作家はその方が良いよ」
とのお言葉をいただきました。

迷走していた私には
良い意味で刺さるお言葉でした。

そしてゼロテン作品制作時に
「いつものタッチとは違う金魚と、
いつものタッチの金魚ではないやつ」
と言う新しいことに挑戦し
金魚以外を描いても私らしい作品・新しい私を
探ることを考えました。

私は金魚作家として
お仕事をいただいたりしているけれど
他のものを描いたら
私では無くなってしまうのか?
作品における「私らしさ」ってなんだろう?

今回は初めての挑戦に初めての
大丸梅田店出展ということで
大きな不安もありましたが、それ以上に
沢山のものを得ることができました。

ちなみに、今回描いた白狐は
タツコン2022初日の朝に夢に出て来た子です。

ありがとう狐ちゃん


*在廊の意識など*


久しぶりの在廊だったことと、
龍屋さんのコンペでの在廊は
2回目だったこともあり
スムーズな動きができずすみませんでした…

今回の在廊では投票用紙のお渡しやご案内は
ウザくならない程度に、
お客様に声を掛ける際は作品の前で
「数秒立ち止まった方のみ」に絞っていました。
私自身、ギャラリーに限らずお買い物中でも
ちらっと見ただけで話かけられるのが苦手なので
タイミングにはかなり気を遣っていました。


話かける際は
「この作品の作者の晴智です」とだけ名乗り
名刺をお渡ししていたのですがその後に

  • 「へぇー」などの軽い反応の方だった場合は
    これ以上の解説などは控えた

  • 「綺麗だなと思って見ていた」「これ良いなと思った」など感想などをお話してくださった方には作品解説

  • 「ツイッターで見ました」と言う方には作品解説の補足

のように会話の内容や時間を分けていました。
作品解説後に投票してくださった方も
何名かいらっしゃったので、
頑張ってお声掛けして良かった…!
と思いましたし何よりも想いが伝わったことが
嬉しかったです。

会話に集中しすぎて他の作家さんの作品が
見えづらくなったり鑑賞の邪魔に
ならないように配慮することも大切。

このタイミングや会話量の丁度良さ等は
本当に人それぞれなので慣れていくしかないな…
と感じています。何事も経験ですね。


また、在廊2日目には作品を購入してくださった方が再び来場してくださり
直接作品解説やお礼を伝えることができました。
お客様や作家さんから直接感想を聞いたり
お礼を伝えることができるのは
在廊しないと経験できないことですし、
楽しさや発見もありますね。
⁡今日の在廊では一人一人のお客様と
じっくりお話ができ、そのお話から
投票してくださった方や
7月に大阪で個展を控えているのですが、
「それも見に行きます!」と
仰ってくださる方もいて本当に嬉しかったです。

今回は人の出入りが多いコンペでしたが
作家が座れる場所でのゆったりした在廊時は
公開制作をしながら
お客様を待つことが多いです。
(公開制作の可否はギャラリーさんによって
違うと思うので要確認です)

そして、目印の金魚ちゃんブローチ、
分かりやすい!話かけやすい!
と大好評で良かったです◎

作家さん手作りの金魚ちゃんブローチ


*大量の投票用紙と感想*

初めて龍屋さんのコンペの投票用紙が
束になって届きました…

こんな量はじめて!!


どの展示会でも
いただいた感想を噛み締める時間と言うのは
心が穏やかになり大好きです。

実は今までは「可愛い」「綺麗」という
感想が多かったのですが(とてもありがたい)
そこで終わってしまう…
可愛いや綺麗の先にあるものまでは
表現しきれてないな、届けきれてないな、
と感じることが多く
「その先」をずっと追求していました。

今回は今までで一番「その先」について
汲み取ってくださった方が多く
込めた想いや表現などが出展を重ねる度に
伝わるようになってきたことを実感できました。

中でも

  • 晴智さんの作品をきっかけにZEROTENや龍屋さんを知った

  • Twitterで作品画像を見て原画を見たくなり来場しました!

  • 白の作品の中でひときわ美しい

のコメントが印象的でした。

オンラインで完結することの多い時代ですが、
自分の足で目的地へ行き、自分の目や心で
体験する楽しさが絶対にあるので
この感想を読んだ時は心の中で
ガッツポーズしてました笑

Twitterに作品画像をアップする時も、
その画像だけで完結させるのではなく
実際に見てみたい・行ってみたいと
思っていただけるような、
興味を持っていただけるようなものを
心掛けていたりします。


頑張って一歩踏み出して良かった。

そう思えるようなZEROTEN2023大阪でした。
いただいた感想を読んでいたら
次の愛知でもまた頑張りたくなったので
エントリーしました。

また何か掴めるよう、全力で作品制作します。
よろしくお願いします!

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