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STAFF ONLY🚫

何だか横文字でかっちょいい題名にしましたが、決してかっこいい内容の記事ではございません。

今回の記事は、アルバイトでのある出来事で、昔の自分をふと思い出したっていうお話です。


アルバイトを終え、いわゆる”STAFF ONLY”の部屋から、帰り支度を終わらせて帰宅しようとしておりました。

その時、仕事の格好をしていなかったのにも関わらずお客さんに話しかけられてしまったのです。
その時は状況に気づいた他の店員さんが、「なんでお店の人ってバレちゃったのよ(笑)」って苦笑しながら対応を代わってくれました。

「はて、私の振る舞いが店員らしかったかしら」とか調子に乗った考えを巡らせていた直後に、「ああ、"STAFF ONLY"って書かれたドアから出てきたからか」って気づきました。


そんな出来事があって、ふと考えたのです。
「私ったら気づけば、”STAFF ONLY”のSTAFF側になれてるやん!」と。

小さい時から、”STAFF ONLY”と書かれたドアを見ると、「このドアの中にはどんな世界が広がっているんだろう」と妄想をするのが好きでした。
特に、ディスニーランド・シー内にある”STAFF ONLY”ドアなんかもう、大好物でした(笑)

そんな自分の癖(へき)のことなんか頭から完全に抜け落ちていましたが、こんなふとした瞬間に思い出したっていうわけです。

今では、”STAFF ONLY”の裏側は、在庫がたくさん積まれていたり、休憩するには無機質すぎたり…
そんな空間が広がっていることを知り、もうかつてのように”STAFF ONLY”への憧れは無くなってしまいました。


大人になると、世の中に対しての知識が増え、未知の世界に対して抱ける妄想というのが徐々に少なくなっていくんだなあとしみじみ感じたお話でした。
一方で、知識が付くことで、見ている世界の解像度を上げていけることは大人になる醍醐味ってことにも最近気づきまして…

今後も、未知な世界に対して妄想して、知識をつけて落胆するかもだけれど、解像度が高まったことに対して喜びを感じながら楽しく生きていこうと思います。


え、本当に何の話やねん。





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