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褒め上手なあの人に学ぶ

「Okikuちゃんのケーキは本当に美味しくって、
 含んでる空気まで美味しいって思っちゃった!」

手土産用にとケーキをオーダーしてくれた
少し歳の離れた友人からもらった言葉だ。
めちゃくちゃ嬉しくてこちらが感動した。

彼女はとっても褒め上手。
人のいいところを見つけるセンスが抜群だし
なにより言葉選びが素晴らしい。
(本人は選んでいるつもりはないと思うけれど)


なんで彼女からもらう言葉は嫌味がなくて
すんなり受け入れることができるんだろう?
とふと考えたのでわたしなりの結論と
見習おうと思うところを備忘録として(笑)


まず彼女が人を褒めるとき、
誰かや何かと比べるようなワードがない。

対象そのものを褒めようとするとき
基準がないと伝えづらいので
ついつい手を出してしまうのが「比較」。

「〇〇よりも綺麗だね」とか
「〇〇のお店より美味しい」
なんていうのがそれにあたる。

わかりやすいと言えばわかりやすいけど
比べる対象に対する評価だって人それぞれで
そもそも基準が曖昧だ。
加えて、言われた側は
「比べないと良いところがないのかな…」
と思ってしまう。(卑屈かな?w)

ケーキそのものが本当に美味しいんだとしたら
ありのままに褒めたら良いのに
「〇〇さんが作ったのより美味しい」
って言われたって嬉しくない。
競争しているわけじゃない。
そもそも〇〇さんのケーキの味を知らない。

もちろん、一般的なものを引き合いに出すのは
(「富士山より高い!!」とか)
ぜんぜん気にならないからまぁ勝手なものなんだけど。

笑顔が素敵で声まで明るい褒め上手な彼女は、
対象にしっかりと向き合ってくれているから
心地がいいんだなと思う。

これから、褒め言葉をかけるときは
「比べてないかな?」ということを
ちょこっとだけ意識してみよう。

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