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『つみこ』を公園で遊んだ。


今日は製作した積木遊び『つみこ』を持って公園で、友人と2人で撮影大会を開いた。

↓『つみこ』について 


友人の仕事で買った高いカメラと三脚の試運転もしたいということだったので、ちょうどよかったです。

今まで『つみこ』は室内でしか遊んだことがなかったのですが、ここから飛び出すとまた見え方が大きく変わります。
アイデアを出す時は天井の高い方がいいとかどっかで聞いたことがありますが、外という広々とした空間はより伸び伸びと思考を巡らせられるのかもしれません。
寒すぎて風も強くて辛かったですが。

というのも『つみこ』魅力は、ブロックを「積む」というシンプルな動作だけで、空間を巻き込んだ立体作品になることだと思うのです。
『つみこ』は専用の箱しまうと絵画のように見えるように工夫しています。
絵画は額縁という境界線を引かれた内側で表現しています。
境界線をはっきりすることで、絵画は安心して虚構の世界を表現することができるのだと思います。
この額縁から飛び出して、現実世界を巻き込んで表現しようとしているのが『つみこ』です。
『つみこ』が積まれれば、そのフィールドが『つみこ』の額縁になります。
そうなるとフィールドによって『つみこ』の見え方が変化することは当たり前のことで、何の変哲のない現実のフィールドが、『つみこ』という遊びによって遊び手と繋がり、戯れられるようになるという構造が生まれるのが面白いと思います。

これは最近発売された『マリオカート ライブ ホームサーキット』と似た遊びの構造じゃないかと睨んでおります。

実際『つみこ』で遊んでいると色々な発見があります。
夕方の低めの太陽が、いい感じに斜めから光を当ててくれることで、綺麗な影ができたり。
室内に比べて、外の方が細かくてカオスな視覚情報を持っているので、そこに密度のないパキッとした白のブロックが置かれるとすごい映えるんですよね。

遊びを通して外の世界と戯れて、理解していく。
それが純粋な「遊び」と「学び」の関係性であるとも思います。
そういうことをこの肌身で感じられたことが、何より『つみこ』を作って良かったとことだと思います。


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