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ものづくりにおける「共感」とは

ものづくりの話で時々「共感」という言葉が出てくるが、どうもこの「共感」というのがしっくりこない。

そもそも「共感」の使い方が気に入らない。
共感させることが目的なような感じで話が進められる感じ。
いや、そうじゃないだろうと。
共感させることが主目的ではないだろうと。

共感は入り口みたいなものじゃないだろうか。
人とモノという接点のない関係性に線を繋ぐ。
それはとても大事なことだが、でも一番大事なのは共感の先だろう。
人とモノがつながって、その間に何が起こるのか。
それが一番大切だ。

で、そもそも「共感」が嫌なわけで。
なんだろう、「わかった感」が嫌だ。
人とモノとの関わり方としてそれは強すぎるというか、変な言い方かもしれないが傲慢な感じがする。
じゃあどんな言葉を使えばいいのかって言われると困るのだが、どちらかというと「共鳴」とか「同調」あたりの方がしっくりくる。
その方が自分のイメージと合っているのだが、どうだろうか。

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