「人を変える」より「自分」を変えよう

「あの人はなんで言うことを聞いてくれないのか！？」
「あの人はなんで変わろうとしないのか！？」

そんな他人に対する要望や思いを持ったことは
あなたにもあることだろう。

そして反対に

「あの人の言うことは絶対に聞きたくない！！」
「なんであの人に合わせなきゃならないの？」

という反論や姿勢を取ったこともあるだろう。

つまりのところ
「人が他人を変えることは難しい」
ということである。

人の考えや性格というのは
「これまで育ってきた環境」に
多く影響されるという。

それ故、これまで数十年間。
あなたとは違う環境で生きてきた人間を
出会って数年のあなたが変えることなど
到底無理なのである。

だからこそ、
相手を変えるための行動を起こすより
「自らを改める」ほうが
時間的にもメンタル的にも
よっぽど合理的なのである。

あなた自身が、
他人の考えを押し付けられることに
不快感を持つように
相手もあなたの考えを押し付けられることは
不快なのである。

そこに互いの考えに正解はない。
大事なのはどちらが正解かを問いただすことではない。

相手の考えを受け入れ、自らのアプローチを変えるだけで
これまでの困難が嘘のように楽になるはずだ。