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ココナラで30万円受託したら?

こんばんは。

Webライターの方は以前からクラウドソーシングサイトを利用されている方もいらしゃるかと思います。
今週に入り、2021/4/12(月)以降ココナラの手数料が改定されることが公表されました。
なお、対象は「テキスト・ビデオチャットサービスの販売」「有料ブログの販売」で電話占いなどは改定されないようです。

従来、クラウドワークスやランサーズに比べて、手数料が高いといわれていたココナラですが、今回の改訂ポイントは大きく2点。

改定ポイント

1.購入者にも手数料がかかるようになる
ココナラはサービス提供者のみが手数料を負担するスタイルでしたが、今後は購入者も手数料がかかるようになります。
他のサイトのようにその分、報酬額の引き下げを考える依頼者もいるかもしれませんが、提供者側だけにかかっていた手数料が双方にかかるように改定されるようです。
■適用される手数料率:購入金額の5%(税抜、税込で5.5%)

2.出品者手数料の改定
従来の金額に応じた率から一律に変更となります。
従来の手数料率は、段階的に変わるので分かりにくく、ココナラ用の計算シュミレーションサイトまであるくらいでしたので、計算しやすいのはメリットです。

■改定前の手数料率
1円〜5万円以下の金額部分: 27.5%(税込)
5万円超〜10万円以下の金額部分: 22%(税込)
10万円超〜50万円以下の金額部分 :16.5%(税込)
50万円を超える金額部分 :11%(税込)

■改定後の手数料率:販売総額の20%(税抜、税込で22%)

率だけで見るとなかなかイメージしにくいので、実際にどのくらい変わるのか仮に3パターンで計算してみましょう。

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例1)販売額5,000円の場合

ブログの記事作成やちょっとしたコピーライティングの依頼を受けた場合には、1万円以下の取引があるかと思います。
これまでは概算で3割程度が手数料としてひかれるイメージでしたが、改定後は若干手取りが増えるようになりました。

■旧手数料率で計算:3,625円(手数料1,375円)
■新手数料率で計算:3,900円(手数料1,100円)と265円増加

例2)販売額15万円の場合

続いては、1か月分のブログ更新をまとめて対応して欲しいという要望などを想定して15万円で計算してみます。
分かりにくいため表も作成してみましたが、15万円の場合には新旧変化がなく同額でした。

■旧手数料率で計算:117,000円(手数料33,000円)

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■新手数料率で計算:117,000円(手数料33,000円)と同額

例3)販売額30万円の場合

それでは、Web制作などで30万円の販売額ならば、どう変化するでしょうか?

■従来手数料率で計算:242,250円(手数料57,750円)

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■新手数料率で計算:234,000円(手数料66,000円)と8,250円減少

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適用開始時期

適用が開始されるのは、4/12(月)以降の取引開始からのようです。
厳密には、以下の記載があります。

「2021/4/12(月)早朝のメンテナンス終了後以降にオープンしたトークルーム」から適用
※このため、適用開始日時よりも前にオープンしたトークルームで、適用開始日時以降にトークルームで有料オプション・おひねり(追加支払い)が追加で支払われた場合は、旧手数料率が適用されます。


まとめ

今回の改定では、少額の取引は手取りが増え、高額取引は手取りが減ることになるようです。
最近上場を果たしたココナラは、元々がワンコインのスキルマーケットというコンセプトですので、隙間時間にできるちょっとした副業でクリエイター向けの本格的な取引は他のクラウドソーシングサービスより少ないのかもしれませんね。

今回の改定は賛否両論あるかもしれませんが、多様なスキルを持っている方が登録しているため、なかなか面白いサービスもあります。
ちょっとした悩みに前向きなアドバイスを欲しい時には占いサービス、SNSのアイコン作成や確定申告の届出相談まで用途に応じたメニューが揃っています。

最近は、他のサイトが多く受託数が少ないので今月はランクが下がってしましたが、広報関連のスキルを出品しています。
少しPRさせていただくと、プレスリリースの作成やインタビューのテープ起こしと記事作成が最近リピートの増えてきたメニューです。
もしも、これからココナラを使ってみようかなという方は、よろしければ一度ご覧くださいませ。


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