【蜜蜂と遠雷】この作品は映画館で見たかった!!
またまた、アイキャッチは「10月映画日記」のまま。
そして、何よりも私が大好きな女優さん「松岡茉優」さんの代表作にもなっている、『蜜蜂と遠雷』が最高すぎた話をさせてください。
この作品は映画館で見たかった!!
この作品、実は元々原作が好きで。自分の中で原作のイメージがもう出来上がってしまっていたし、なあにより「ピアノ作品」。「実写化」と聞いた時、映画館に足が運ばなかったのは、この2つの理由からでした。(ヴァイオリンと音のズレとか、ピアノそうやって弾かないよう的なこと、あるじゃないですか、)
でも、Amazom Prime Videoで見てから、「いや映画館の大音量で観たかったし聴きたかったあああああ」って世界一後悔しました、今からでも遅くない、みんな、いい音響で聴いてください。(あと絶対に音ズレのない有線で。)
全員の役がハマり役すぎ。
この作品、主に4人の方がメインにはなっていたのですが、その四人が全員はまり役すぎる。原作が漫画じゃなかったからこそ、印象がイメージと違いすぎなかったというのももちろんあると思うけど、小説を読みながらイメージしていた役の顔がそのまま実写になっていて、ちょっと衝撃通り過ぎて、怖いくらい、私のイメージしていた「蜜蜂と遠雷」の世界観でした。監督さんプロデューサーさんに大感謝。
ピアノのシーンもいくつかあったけれど、全俳優さんたちがみんな、その役らしい弾き方をしていて「あ、本当にあやちゃんが弾いてる」と思ってしまうくらい、映像がスッと入ってきました(途中の馬のシーンとかはちょと審議したいけど(小声))
「我々が試されている」コンクールのあり方
この作品の何が好きって、私自身、元々ピアノを本格的に習っていた時期が長かったこともあって、プロコフィエフの曲を実際に自分が演奏したことがあったことで、余計、作品が映画になった時に、どうなるのか楽しみでもあったんですよね。
だからこそ、「我々が試されている」と作中に出てきた言葉通り、コンクールなのに、「こんなに楽しそうに弾いてる」とちょっともはや途中から悔しさしかなかった。なんなんこの子。素敵すぎやん。
最後のシーンだけは、小説の最後のページの描き方がすごい好きだった(というか号泣したくらい良い演出だった)からこそ、映画のエンドロールで観客の様子とか、投票数とか映像だからこそ伝えられる部分が欲しかったなあ〜〜とちょと欲張ってしまいましたが、本当に素敵だった。この作品、本当に映画をみただけの人は原作も読んでくださると、より(泣く泣くカットされている)シーンがありありと映ると思うので、ぜひ。。とおすすめしたいです。
映画館で、観たかったなあ。(これしか言わん)
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