見出し画像

【場面緘黙克服記⑳】世界がぐんと広がる 中1

中学校は、教科ごとに先生も違うし部活も始まって、小学校とは何もかもがちがいますよね。ハルの中学校では、入学前相談の機会を設けてくださったり、学年団(学年の先生方)でハルと場面緘黙についての共通の理解を図ってくださって、とてもありがたかったです。

部活を始めることで新しい世界にも踏み入れ、またもともともの趣味関係のことから「ひとりで外出する」ということもできるようになりました。

入学前に中学校で面談の機会を設けてもらう

小学校卒業式の前日、朝から夫婦で中学の面談へ。
ハルのことを 中学校側に理解を深めてもらうための面談です。

午後は夕方5時まで卒対のお仕事、祝う会の前日準備。
まさにゴールとスタートだ。

申し込んでいた中学の面談が決まったのは昨日のこと。
夫は半休取って普段着ない背広着て、私は紺のスーツ。
深夜までかかって資料を作り、気合入れて行きました。

先生方も勢ぞろいで驚きました。
副校長、特別支援コーディネーター、学年主任、養護教諭
(ああスーツ着て行ってよかった。)

ハルの現状希望する支援の仕方について
とてもよく話を聞いてくださいました。

新入学、進級のたびに学校側にお願いに伺うのですが
もう緘黙歴も長いので
この何年かで緘黙の認知度も上がったと実感します。
「なにそれ?聞いたことない」という反応はありませんね。
聞きなれない言葉だとしても、状況を聞けば
「ああそういう人いたいた」と思われるでしょう。

今日の面談で、私の中学に対する不安度も少し下がりました。

小学校での様子をまとめた資料とともに、場面緘黙について書かれたリーフレットをお渡ししてきました。

ここから先は

6,047字

¥ 100

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?