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持たざる者

私は持たざる者なのだ。

そう教えてくれたのは地元の友達である。

今までは持つ者として思考していたが、この考え方では周りと上手くやっていけない。

一人では生きていけないことに気づいた。

私を支えてくれる仲間がいつまでも必要だと気づいた。

その関係を続けるためには、

持たざる者の謙虚な姿勢が鍵である。

表面だけではなく、心から。

謙虚に生きられる人間になりたいと思った。

私は円滑に人間関係を構築できていると盲信し、

自分の価値観を貫いてきた。

それが正しいと思っていたから。

でもそれでは社会では生きていけない。

結局、私が好きな人や尊敬している人は謙虚な方である。

自分が人に好かれたいや尊敬されたいからこのような思考をするのではなく、

私が私を好きになるために必要であるから。

だから

私は持たざる者なのだ。


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