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読書に疲れてジムに行ってみたのにそこでも本が読めるなと考え始める愚かな読書好きの話【エッセイ】

先日人生で初めてジムというものに行ってきました。 

土曜日はたいてい昼前後に本屋に行って2、3時間過ごして、残りの半日をカフェで読書して過ごしています。
その週は金曜日の仕事終わりに土曜日を待ちきれずに本屋に行ってしまったので、本屋に行くのはやめて朝起きてからずっと家にこもって4、5時間本を読んでいました。

流石に読み疲れを感じてどうしようかと思ったところで、ふと今月からジムに登録していたことを思い出し、人生初めてのジムに行くことにしました。

初ジムだったのでひととおりトレーニング器具とその他の部屋を遠巻きに眺めてから、とりあえずやりやすそうな自転車みたいなもの(バイクと呼ぶらしい)を使ってみることにしました。
初めは設定をいじったりしながら楽しく漕いでいたのですが、5分もするとやることがなくなり、手持ち無沙汰に。笑

そこでふと、ほぼ無意識で
「これ、もしかして漕ぎながら本が読めるのでは?」
と考えていました。

本を読み疲れて気分転換に行ったはずのジムで、いつの間にか自分の脳が勝手に本を読める可能性を提示してきていることに気付いて、「自分、どんだけ本読みたいんだ」と笑ってしまいました。

ジムの歩くマシーン(ランニングマシーンとかトレッドミルというらしい)の上でだったら前から来た人とぶつかる危険も、道の段差につまづくこともなく、「散歩しながら本を読む状態」が再現できる、、、!
いつだったか散歩しながら本を読むと集中できる人もいると読んだことがあって、いつか自分もやってみたいと機会を狙っていたあれが出来るぞとウキウキしました。

ジムに登録したはいいものの、本を読むかジムに行くかで一瞬迷ったのち3週連続即決で本を読む方を優先していたので、今回のジム初訪問はジムと読書が両立できることが分かっただけでも大収穫でした。

その後30分ほどバイクを漕いでからカフェに入って読書をしたのですが、運動したからか場所を変えたからか、めちゃくちゃ読書が捗りました。

読書家の皆さん。
読書場所としてのジム、意外とおすすめです。

最後まで読んでくれてありがとうございました! スキもとっても励みになります☺︎