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見直すこと

夕飯を食べ終えてからだいたい3時間後くらいにお風呂に入り、お風呂から出て1時間半後くらいに寝床に入る。そして6時間後くらいに起きて朝食を食べる頃には「お腹すいたー」となっているのが当たり前だった。

それがここ数ヶ月、もしかしたらもっと前からかもしれないが、お風呂に入る頃にまだ少し食べものが消化されていない感じに気づいて、だからと言って別に胃が重いとか気持ち悪いとかではないのだけれど、そのことに気がついてからは、そういえば朝も「お腹すいた」感覚があまりなかったかも、と思うようになった。

それでもなんとなくいつも通りに食べていたのだが、ある時、「もしかして食べる量が今の自分には負担になっているのか?」と思い始めた。考えてみれば、そんなお年頃ではある。。

そういえばオットは少し前から夕飯のご飯をだいぶ減らしていた。「え、こんなにすこし?」と言うくらいに。(彼の場合、寝る前のお酒のお供に「少量ポテチ」を食べるから、と言うのもある)

そこでまずは私も、夕飯のご飯の量を3分の2くらいに減らし、おかずの量もこれまでの7割くらいにしてみた。品数ではなく、おかずそのものの量を。

食卓に並んだときは「少ないかな」と思ったけれど、食べ終われば十分に満足しているし、なんならもう少し減らしても問題なさそうだと気づいた。そして思った通り、お風呂に入る頃に未消化の感じは無くなっていた。

そうなんだなー、そういうことなんだなー。

年を経るごとに、そりゃあ食べる量は減っていくもんだよねーと、当たり前のことに気づく。

当たり前の日々の3食だから、毎回「量はこれでいい? 大丈夫?」なんていちいち自分に聴くことはなかった。身体もそこまでつらかったわけではないし。

ということで、朝のパンの量も、昼のおかずの量も、少しずつ調整する日が続いている。減らしてもなんの問題もないことに、逆にびっくりしているくらい。

そう考えると、食べること以外でも、あまりに当たり前に過ごしているから気づかないだけで見直す価値のあることがあるんじゃないかなーと、最近あたりを見回している。

お金の使い方(何にお金を使うか)とか、毎日の生活の中での優先順位(こだわるあまり無理してないか)とか、年月と共に変わっていって当たり前なのに気づいていないこと、無意識に気づかないふりをしていることはないか。

まずは、何かをするたびに「これは必要? このままでいい?」と考えるクセをつけることから始めてみよう。

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