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在宅勤務のオットと二人暮らし。在宅でビジネス翻訳をしながら、本を読んだり、勉強したり、…

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在宅勤務のオットと二人暮らし。在宅でビジネス翻訳をしながら、本を読んだり、勉強したり、ピラティスしたり、料理したりと日々の生活の中で感じ、考えたことを書いていきます。文章力をもっともっと磨いていきたい。

最近の記事

たまのぜいたく

昨年末に網膜裂孔の治療を受けた話を書きました。 その後、1月末と3月末に経過観察に出向き、今後は3ヶ月に一度のペースで眼科に通うことになりました。 1月の時は、レーザー治療したところがきちんと塞がっているか、またあの「大きなレンズ」を目に入れられるのか、とかなりビクビクしながら足取り重く、眼科に向かいました。 年末から1月にかけての1ヶ月間はそのことが頭を離れずストレスフルな状態で日々、過ごしていたのです。一方で、「大丈夫、大丈夫、今度は深呼吸をしてやり切ってみせる!」

    • 証明写真より気になるのは、、

      私は免許を持っていないので本人確認が必要な際は、以前はパスポート、パスポートがきれてからは保険証+年金手帳だった。 父の相続手続きなどで「本人確認」が何度も必要になるとわかって、急いでマイナンバーカードを作った。添付する写真は、スマホに入っている、旅行に行った時の写真で使えそうなものを求められるサイズに修正して作った。 まあ、そういう写真はいつだって「なんだかなぁ」という感じではあるけれど、そもそもの土台を考えれば、潔く納得するしかない。 友人の中には、マイナンバーカー

      • 『ウクライナ・ダイアリー 不屈の民の記録』

        新聞社を退社してウクライナ人の妻とキーウで暮らし始めてまもなく、全面侵攻が始まった。少し前からその情報を聞いていた著者は、妻やお義母さんに西部のリヴィウに退避しようと説得を重ねるも、二人ともがんとして受け入れず、妻との「関係は険悪になっていた」という。 その度々の口論の最後の方で、妻はこう言い放った。 「あなたムカつくのよ。ウクライナ人をまったく信じてないでしょう。はなから私たちが負けると決めつけている」。 この本はジャーナリストが戦場で見聞きしたものを記したという類のも

        • 癒しの急須

          近頃、この急須に癒されまくっています。 京都の森半というお茶屋さんの、五感で味わう急須 CHASTA(チャスタ)です。 五感で味わう、という通り、香りはもちろん、お湯を注ぐときの音が心地よく、透明なので茶葉が中で揺れる様子を目で見て楽しみ、手のひらですっぽり掴めて手に馴染む気持ちよさもあり、そして美味しいお茶を味わえます(これは淹れ方次第か)。 マグカップ一杯分ですが、重量は160gと軽く、高機能合成樹脂でできていて落としても割れない素材だとか(←数々の急須を割ってきた

        たまのぜいたく

          丸4年が経ちました

          正月を迎えると、毎年、さあ!と気持ちが新たになるものだけれど、ここ数年は「あの日からもう⚪︎年かー」と思う日々も続く。 年明け早々父が亡くなってから、丸4年が経った。 4年とはどういう時間だろう。 まだ4年。もう4年。 あの日のことは時間を追って鮮明に覚えている。 母が亡くなった7年前の日のことも同じように覚えているけれど、より鮮明なのは年数の違いだけではないような気がする。 父の時は、翌日オットが、二日後に姉が来るまで一人で対応していたことも関係しているかもしれない

          丸4年が経ちました

          眼を大切に

          先日眼科を受診しました。 少し前から目の奥が時々痛くなり、以前は一晩眠れば治っていたのですが、最近は翌日も続くようになっていました。 仕事が一段落して、年明けには眼科に行くかーと思っていたのですが、やはり年内に行っておこうと思い直しました。 7年くらい前に同じ症状で行った眼科に予約を入れ、多分その時と同じようにドライアイの診断を受け点眼薬をもらって帰ってくる、、と想定していたのですが、事態は思ったよりも深刻でした。 問診、視力検査などを終え、眼圧・眼底の検査。 すると

          眼を大切に

          来年はもっと人に会おうかな

          翻訳は基本一人でする仕事なのですが、以前に書いたようにチームを組むこともありますし、また、一人で翻訳しても必ずチェッカーさんがいてくれます。 中にはお会いしたこともあるメンバーもいるのですが、一度も対面で会ったことのない人の方が多いのが現状です。 会ったことがないからといって仕事に支障があるかと言えば、そんなことはありません。 ただ、普段のメールのやり取りや、たまにズームで話す姿を見たりしていると、勝手に「こんな人だろうな」というイメージを持ってしまっていることにちょっ

          来年はもっと人に会おうかな

          ピラティスの効果

          マシンピラティスを始めてかれこれ10年。 といっても月に2、3回行ければいいほうなので、ピラティス本来の効果を問われると、はてなマークがいっぱい付きます。それでも、マシンピラティスに出会う前と後では随分と違うことを実感しています。 ピラティスについては以前も書きました。 私が受けているのはプライベートセッション。 他人の目を気にしなくていい、他人と比較しなくて済む、何より自分自身に集中できます。自分の身体に意識を向けられるのはいいな、と思います。なかなかそういう時間は持て

          ピラティスの効果

          クラス会

          このところ、大勢の人と会う機会が続きました。 私の場合はそういう機会がほぼないので、少し特別な日々でした。 その一つが高校のクラス会。 2020年3月に計画していたものがコロナで延期になっていて、ようやく開催できました。最後にクラス会に参加してからおそらく15年くらい経っています。 幹事さんがとてもマメで頼もしく、いろいろな企画を考えてくれて、高校時代の写真で手元にあるものを事前にみんなでアルバムにアップしたり、高校時代の印象に残っている出来事をタイトルだけアップして、当

          クラス会

          最近のことをツラツラと

          最近、ずっと欲しいと思っていたものを手に入れました。 一つは、盆ざる。 なんの変哲もないものです。 ずっと欲しいなと思っていたのに、なんかためらっていたんです。 今使っているステンレス製の水切りが使えなくなったわけでもないのに買い足すのはどうかなとか、手入れはどうかな、とか思っているうちに、要は必要に迫られていないのでそのままになっていました。 ですが先日、別の用事でデパートに行った際、期間限定で籠製品のショップが出ていて、見た瞬間、大きさもモノそのものも「これだ!」と思

          最近のことをツラツラと

          積ん読

          いわゆる「積ん読」はいつもの光景。 今はこんな感じです。 ジャンルもさまざまだし、再読したいものも入っています。 本屋さんで「読みたいな」と思って買ったのに、いざ読み始めると「ん、、いまじゃないかも、、」などと勝手なことを言って積ん読エリアに置いておくこともしばしばです。 でも必ずどこかで「いまだ」というタイミングが訪れて、グングン読み進むこともまた、しばしばです。 積ん読は私にとってとてもウキウキする光景です。 うまく言語化できませんが、近い未来に楽しいことが待って

          積ん読

          『桃を煮るひと』

          くどうれいん氏の『桃を煮るひと』を読んだ。 「家事なんかしている暇ないくらい忙しい自分と、 いきいきと夕飯を作る自分をどうしても両方やりたい」という本書の一節が書かれた帯にひかれた。 あー、私にもそういうところあるなー、と。 食にまつわるエッセイですが、その表現する言葉がとてもおもしろいし、あたたかい。言葉から受ける印象は、すなお。 私なら素通りしてしまいそうなことがらをキャッチして、作った言葉じゃない、お腹の底から感じている言葉が全編にわたって貫かれていて、とても心

          『桃を煮るひと』

          見直すこと

          夕飯を食べ終えてからだいたい3時間後くらいにお風呂に入り、お風呂から出て1時間半後くらいに寝床に入る。そして6時間後くらいに起きて朝食を食べる頃には「お腹すいたー」となっているのが当たり前だった。 それがここ数ヶ月、もしかしたらもっと前からかもしれないが、お風呂に入る頃にまだ少し食べものが消化されていない感じに気づいて、だからと言って別に胃が重いとか気持ち悪いとかではないのだけれど、そのことに気がついてからは、そういえば朝も「お腹すいた」感覚があまりなかったかも、と思うよう

          見直すこと

          暮らしのヒント

          暮らしまわりのスタイリストである伊藤まさこさんが書かれた『する、しない。』に収められている「ごみ箱を深呼吸させる」というタイトルのエッセーを読んで、ハッとさせられました。 伊藤さんは、ごみ捨ての日に空っぽになったごみ箱をきれいに拭き上げて、1〜2時間蓋を開けてもやっとした空気を外に追いやる、というのです。「このごみ箱の深呼吸、するとしないのとでは台所の空気感がまったく違う」のだと。 我が家には、燃やすごみと燃やさないごみ用の2つのごみ箱が台所に置いてあります。匂いはまった

          暮らしのヒント

          日記風に

          いつも通りに起きる。 最近ちょっと体の気になるところがあって、目覚めと同時にそこの調子を確かめる。大丈夫そうかな。 朝食は、パン、牛乳、グラノーラ+クルミ+果物にヨーグルトをかけた、いつも通りのメニュー。 グラノーラは、翻訳仲間だった中小路さんの工房のもの。 とても美味しいですよ。 私のオススメは、あまりんのグラノーラ、みらいのグラノーラ、スペシャルティコーヒーのグラノーラ、栗とピーカンナッツのグラノーラ、そしてもちろん中小路さんちのグラノーラ(オリジナル)などなど、オス

          日記風に

          浮かれたり、沈んだり

          いい状態が続く時がある。 いい仕事ができた時、行きたいと思うような本屋さんにたてづつけに出会った時、ピラティスに定期的に通えて体調の心配がない時。 ここ最近はそんな感じが多かった。 仕事でも、今年になって、私の「訳文が作る全体的な印象が好き」「リズムのいい訳文」と別々の方から言っていただく機会が続き、それはほんとうにほんとうにうれしいことで。 翻訳をする時は、リズムのいい文章になるように心がけている。 リズムの良さが、原文が伝えようとすることを、より明確に伝える後押

          浮かれたり、沈んだり