大切にしていることを引き出す問いかけの言葉
ご自宅で生活するご高齢の方とその家族の支援をしています。
定期訪問の中で、ニーズを把握するために、
「困っていることはありますか?」
と、問いかけることが、習慣的になっていたのですが、
「楽しいことはありますか?」
と、問いかけてみたら、想像を超えた素敵な答えが返ってきました。
体調も万全でないし、コロナで行動に制限もあるし、「楽しいこと」はないのでは?というのは、こちらの勝手な思い込み。
身近なところに、楽しみがありました。
その答えは、その方が、大切にしたいことにつながっていて、ニーズの把握になりました。
今日のやり取りの中で、こちらの問いかけの言葉が、相手の話す内容をしばっていたことに気づきました。
そうかといって、「どうですか?」と漠然と伺うと、言葉が少なくなっている方には、答えが出てこない場合もあります。
これからは、毎度毎度同じ言葉で問いかけるのではなく、相手の方の様子をうかがいながら、大切にしていることを引き出す問いかけを探していきたいと思いました。
そのバリエーションも工夫して増やしていきたいと思いました。
よい気づき(^^)
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