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Uターン就農の初めの初めの一歩

東京から北海道へ、今すぐにでも飛び立ちたい。帰りたい。
でも夫のOKが出ない。

「中国にいる親が心配するし、農業で本当に食べていけるの?失敗したらどうするの?途中で嫌になっちゃったら?」
夫の言い分も良くわかる。実際、これらの問いに私自身も上手く答えられないし、私自身も心配していないかと言われれば嘘になる。

ただ、都会での生活に疲れてしまった。
毎日の短調な仕事にも。

帰りたい。農業に挑戦したい。
思いだけがどんどんと膨らんで行ってしまう。

私は夫のOKを5年も待っている。
でも、待つだけじゃ何も変わらない。
だからと言って、夫の考えを無理に変えようとするのは間違っている。

「変えられるのは自分だけ」

結果がどうなるかはわからないけれど、
まず9月末で会社を辞めることにした。
そして会社に辞めることを伝えた日に「コンパクト農ライフ塾」なるスクールに参加することを決めた。

今は、その塾の課題や関連する本を読んだりと、
訳もわからず手探りで過ごす日々。

100%の理想形ではないかもしれないけれど、
自分が変わることで、これまでの5年間とはまた異なる結果が生まれるはず。

そして、何よりも自分達が幸せになることが最優先。
地元へ戻ることはあくまでも手段の一つでしかない。

初めの一歩にすら満たないかもしれないけれど、
今は見えない土の下で根を張るとき。

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