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本 【解説】日本の有機農法 〜教科書的に使えて良い本でした〜

こんにちは。Haruです。

北海道にUターンして農業をやりたくて、2020年秋から東京と北海道を行き来しながら就農の準備をしています。

農業に限らず、新しいことを始めようとすると、学ぶことって本当に沢山ありますよね。それが楽しくもあり、しんどくもありといったところでしょうか。

農業に関連する本を読んでいきたいと思い、今月から戦略読書をはじめました!

始めたばかりでやる気のある今月(2021年4月)は9冊をチョイス。
今回は、そのうちの1冊「【解説】日本の有機農法 土づくりから病害虫回避、有畜複合農業まで」について書きます。

戦略読書のことや、今月チョイスした本はこちらにまとめていますので、ご興味があればどうぞ!


本「【解説】日本の有機農法 土づくりから病害虫回避、有畜複合農業まで」

日本の有機農業における歴史、土づくり、動物と共生する有機農業などが、網羅的にまとめられています。

ページの余白部分には、用語の詳細説明も載っていて、有機農業の全体像について広くそして少し詳しめに学びたい場合にとても良い本だと感じました。

個人的には、「有機農業をやるぞ!」と明確に決めているわけではなく、土や微生物の働きを大切にしながら農業をやりたいという状況ですが、微生物や堆肥のことについても章が設けられていて、基礎の復習ができました!

また、日本の有機農業の認定制度の記載も勉強になります。
有機JASは聞いたことがありましたが、「農薬と化学肥料をいずれも慣行使用レベルの50%以下にして栽培された農作物を「特別栽培農産物」」として認定する制度があることについては知らなかったです。

どうしても、農法の思想や技術、販売のことに注目がいき、わかりづらい制度については後回しになりがちですが、国や自治体の制度も知った上で行動できるようにならねばですね。補助金とか、使える制度も知れるいい機会にもなると思います。

なお、制度等については、2008年に出版された本ですので、ネット等で最新の情報を調べることが必須です。
私も、本書に記載のあったエコファーマー認定制度についてしらべてみたところ、現在では下火になっているような記事が散見されました。。

何事も情報は鵜呑みにせずに、自分でやってみたり考えてみたりすることが大切ですね!

簡単なまとめではありますが、最後まで読んでくださりありがとうございました。

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