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明けない夜があったらいいのに


"明けない夜はない"と、
"必ず朝はやってくる"というけれど。

明けないでいいから、
朝を連れてこないでと思う。


今日も朝を迎えられたと安堵できることは、決して当たり前ではない幸せで、そこには救いもあったりするのかな。

でも私はどうしても、朝の憂鬱さを恐れてしまう。

朝になればまた、溢れそうな憂鬱をなんとか抑えて、つらくても必死に我慢して。

遅れを取らないように。社会に馴染むように。社会で生きていくために。

みんな一緒だから。これが普通だから。行かなきゃだめだと。


苦しいな。夜は好きなはずなのに。

息苦しくて、朝が来てほしくなくて、
眠れるけど眠りたくない。


時々、こんな日々がいつまで続くんだろうって怖くなる。私は生きていけるのかな。


もうそろそろ寝ないと。
おやすみなさい。
悪い夢を見ませんように。

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