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講座にて…


川で餌をとるシラサギ

水曜日なので…たいわ士で公認心理師の高杉ゆう子です♪
この時期の「緑の匂い」がなんともいえず好きなんです。
雨が降った後に、ブワッっと出てくる夏の匂い…。
いのちのエネルギーに満ちていて、鼻から体に取り込むと、生きる力をもらえるような感じがして…。
今、生きる元気のない人は、ぜひマスクが外せる場所でそっと外してみて欲しい…。
夏のとてもいい匂いから、いのちのエネルギーを補充できるかもしれませんよ♪

大根の畑…

さて…

私は、1年に30回ほど幼児教育現場で「いのちのおはなし」をさせて頂いています。
私自身が、学校教育の在り方にとても窮屈さを感じていた子どもだったので、できるだけ子どもたちの気持ちに寄り添いたいなぁ~と、思ってて、講座の最後に絵本を見る時などは、
「絵本、作ってきたんだけど見る?」
って聞いたりしてます。

そしたらね…

「見たくない!」
って子がいたんです。いや、いつもいるけど…。
で、そんな時は多数決を取るんですが、
ま、圧倒的に「見たい!」という子の方が多いんです。
でも、見たくない子を無視したくはないので、
「ごめんね。見たい人が多いから見るけど、見たくない子は目、つぶったり、耳塞いで待ってて~」って伝えました。

すると…なんと…

「頑張って見る!!!!!!!」
という答えが返ってきて、ものすごく嬉しかったんです。

思わず、
「ほんと???一緒に見てくれる?!ありがとう!」
と、伝えてしまった。

何気ない一コマに見えるけど、とても大切な機会だったなぁ~って思います。
まず、自分の嫌なことを、ちゃんと「嫌」と言えた勇気に拍手だった。
そして、私とみんなに寄り添ってくれた心が嬉しかった。

それからというもの、「嫌なもの」を「嫌だ」、
「わからないこと」を、「わからない」という練習の場だよ♪
と、言って、講座を進めてます。
要するに、「感情の言語化」の練習です。
「嫌だ」と、言ったところで、自分の嫌なことが消えるわけではないけど、まずは「嫌なことを」「嫌だ」と、伝える勇気は必要なんだと思います。

そして、それって、りょ~さんが伝える「援助要請」にも繋がるんじゃがるんじゃないのかなぁ~。
ま、私も鋭意、練習中だけどね…(;^_^A

今日も素敵な1日を…。

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