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ひとつだけのはな

各所で暑さが猛威を奮っているようですが、皆さまご無事ですか❓
北海道は、そこそこムシっとしていて、カラッとした北海道らしい夏とは、程遠い気候です☁️

水曜日担当、公認心理師でたいわ士の高杉ゆう子です♪

今日は、あるお話をひとつ…

ある日、おじいさんがあなたの元にやってきました。
おじいさんは、手に見慣れない花を持っていました。
そしてあなたに向かってこう言いました。
「この花は、世界に一つだけの花じゃ。
枯れるともう2度と咲かない、貴重な花なんじゃ。
この花のお世話、してくれんかのう…👴」

あなたは、この花のお世話をすることにしました。
毎日毎日、お水をあげたり、雑草を取ったり…

すると…

しばらくして、その花を持って来たおじいさんが、またあなたのところにやってきました。
そして言いました。

「おぉ‼️この間預けた花、大切にしてくれてるんじゃな。ありがとう。
お世話の中に、声をかけることと、褒めることを追加してくれるかのう…👴」

あなたは、おじいさんに言われた通り、お水をあげ、雑草を取り除く以外に、
花に声をかけ、きれいに咲いていることを褒めました。

どれくらいの時が流れたでしょう。
預かった花は、預かった時よりも、ずいぶん美しく大輪の花を誇らしげに咲かせていました。

それをみたあなたは、とても嬉しい気持ちになりました。

すると…おじいさんが、再びあなたの前に現れたのです。

「世界にひとつだけの花、綺麗に咲いとるのう。
一生懸命、お世話してくれたんじゃな。
ありがとう。
花が、誇らしげに咲いておる。

大事なことを教えてあげよう。
この花は、『自分』という名前の花じゃ。
自分は、世界に一つだけの花なんじゃ。
だから、これからも大切に大切するんじゃぞ。」

おじいさんはそう言い残すと、ポンっという音とともに、空へ飛んでいってしまいました。

おじいさんは神さまだったのです。

それからというもの…
あなたは自分という名前の、世界に一つしかない花を、大切に大切に育てました。
おしまい😌

世界に一つだけの『じぶん』という花が、
今日も、誇らしく、凛と先ますように…🌼

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