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愛着理論から大学生さんの困り感を推察

おはようございます。
ExWのトラです。
今日は愛着と発達の困難さ、について少しお話を_(._.)_


ボウルヴィの愛着理論は未だにバイブル的存在


彼は、イギリスの心理学者さんですが、この業界ではあまりにも有名です。彼の愛着理論は、分離不安はヒトの心身の健康をかき乱し、発達の遅れを促進してしまう話をといています

なんとなくなんですが、、、
発達の困難さ、というよりは愛着障害カナ?と感じる学生さんにもこれまでであってきました、、、



一番根っこの①がそだっていないのに、だんだん②-④へは移行できないのです・・・


愛着理論からいくと、基本的な信頼感のひろがりは、①が大前提にある。つまり、身近なひとたち(主たる養育者ということでしょうかね、、、)との信頼関係が愛着理論を背景にそだっていないと、次位の②~③~④へは移行できないとのこと。これって結構大事なお話だと思うんです、、、

基本的な会話、触れ合い、(*‘∀‘)たがいに笑顔で話をする・・・
時に喧嘩もする・・・
時にばかばかしい話で馬鹿みたいにみんなで笑い合う・・・
時に悲しい出来事を共有してお互いになぐさめあう・・・

こういったいわゆる一番こどもたちと近い人たちとの中で
あったかいやりとりがなくなっちゅと・・・

愛着障害、

ってものへと移行してしまいます(-_-;)


いきづいきづらさをかかえるがくせいさんの一例


「どうせわたしは・・・」と常々いっている学生さんがいたんですが、よーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーくよーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーく話をきいてみると?

・不安でしかたない
・消えたくなる
・依存しちゃう(男性へとくに)
・みじめだな、って思うことが多い
・すぐ攻撃的に話をしちゃう

とのとこと。
これ、専門的にはおそらく
「反応性アタッチメント(愛着)障害」なんだろな、って・・・

おもうんですね。
でもカウンセリングはがんとしてうけなかった、、、
そのかわり、よく研究室へやってきました笑

ただね・・・

だんだんはなしていくと、すこーーーしずつ
自分のこと、分析できるようになっていくんですよね、、、(*‘∀‘)



こういう経験がないと、yつらいだろなー・・・

安心基地
(多くは母といわれているが、そうとは限らない家族もそりゃいてあたりまえ)、
となる場所が、彼女にはほぼなかったんですね、、、、、、


だから、
少しでもいいから、話をしておちつく、、、、という共有時間を設けました。

そして。
自分を(たいへんだけど)みつめて
「みじめなひと」、じゃなくて、、、、、


これからどうしたいか、
どうしたらいい感じで人生歩んでいけんのかな???

を一緒にかんがえていきました。😊

共有空間の形成はだいじだー・・・・・・・・


そして。
幼少期は模倣しながらなにしろ楽しくあそんでもらうことが
とっても大事です。
親がいそがしいならば、他の共有空間で、、、ともおもうんだけど。
やっぱり、一番身近にいるひとが、すこしでも、3分抱っこするだけでもいいから、
ちょいとはなしかけるだけでもいいから、
その空間を形成してくれたらうれしいなー・・・


卒業時に彼女は、
「やっぱりまだまだ、ダメな部分はあるとおもうけど、
すこしずつ、自分もできることあるな、ってわかってきました」
「自分がわるかったから親がいなくなっちゃったわけじゃないんだと、
言われて救われた感じです」

そんなことを伝えてくれました、、、、、、

話をかさね、、、
困ってることに向き合い、、、
自分で自分をちょいとずつ分析する、、、

地味で地道だけど、ここが大事だなーって。
改めて気づかせてもらえた時間でした_(._.)_😊

ではまた次回~👋

本日も御一読ありがとうございます_(._.)_

ExWトラ



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