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顔タイプ診断を受けて迷子になった話。①

こんにちは。
最近、イメコン流行してますよね。面白いコンテンツだと思います。ファッションに迷ったときの軸になるというのは、確かにすっごく魅力的。

だからこそ私も診断を受けた、わけなのですが。

今回はタイトル通り、顔タイプ診断を受けた結果、色々とファッション迷子になり、どのお店に行っても「お腹すきすぎて食べたいものがわからない人の顔」(友人談)になっていた人間のお話となります。

最初に一応述べておくと、お世話になったアナリストさんはとってもいい方でしたし、この顔タイプの着るべき服はこう!!みたいに押しつけてくることもありませんでした。
悩みに悩んだのは、ひとえに私が考えすぎるきらいのある質だからです。

もし同じように顔タイプで悩んでいる方の参考にもし万が一なればな~~と思って備忘代わりにでも残しておこうと思います。
あと診断レポみたいなものも兼ねているので、パーソナルカラー(PC)診断とか骨格診断の話も出てきます。それぞれの診断の基礎知識はあると思って書いてますので、割と不親切設計だったりしますが素人記事なのでご了承を。
あとめちゃくちゃ自己診断の話も出てくるので、イメコンの自己診断を許せないタイプの人は読まないほうがいい。

PC自己診断

まずはパーソナルカラーの自己診断のおはなし。

元々私はコスメ沼にいるオタクで、自分の似合う色については敏感なほう。

コスメにハマりだしたのは大学の後半ぐらい。「黄色みの強い人種である日本人に似合う!」みたいに書かれていることが当時は多かったカーキが何故か似合わない。まるで目元が殴られたみたいに暗くなる。何で???と思ってました。
あとブラウンメイクが死ぬほど苦手。定番なのに?????とこれまた首を捻る毎日。
イエローシャドウ、オレンジシャドウ、オレンジチーク、ことごとく全滅。ものすごく老ける。+5歳はくだらない。下手したら+10歳いく。
朱系のリップ、母親に「老けた?」とど直球で訊かれて爆笑。

よく一緒に遊ぶ高校からの付き合いの友人がオレンジチークをつけると、すっっっごく華やかでかわいらしい印象になるのに……ドウシテ……私の顔は化粧が合わないのか……と頭を抱えてました。いやまじで。

はい、ここまで共通項を並べられれば、その道に詳しい方なら大方察すると思います。

そうです、私、ブルベなんです。

ここ最近はパーソナルカラーの概念が随分広まってきていますが、当時は今ほどイエベブルベの概念が浸透してはいなくて、黄色人種なら黄色み強い色似合うでしょ!と私が安直に考えていた結果というか。

気づいたきっかけは、少し前に流行っていたぶどうリップ。
こんな紫色似合うのだろうか……とデパートのコスメ売場でお試しさせていただいたところ、すごく肌が明るく見えるし、若々しく見えた。
ああ、私は青みが強い色のほうが似合うんだ、と気づいたきっかけ。

その後、Diorで青シャドウのパレットを手に入れてつけてみた。「青シャドウは日本人には難しい!!取り入れるときはバブリーになりがちだから気をつけて!!」とかいうネット記事には「うるせーーーーー!!!!!」と売る必要のないケンカを売りつつ。

そしたら何と、めちゃくちゃ褒められた。コスメ売場で出会うBAさんほぼ全員に褒められた。
もちろんお世辞が入っているっていう可能性もなくはないですが、その道のプロたるBAさんに褒められたことが私の自信になりました。調子に乗っておくことにしました。

そこからコスメ沼一直線なわけですが、まあそれは今はよいとして。

というわけで、ブルベであることはほぼほぼ確信。
また、洋服とかでいわゆる冬カラー(ロイヤルブルーとかそういうコントラストの強い色)を顔に当てると、先述した高校時代からの友人M氏が分かりやすく「ウーン」という顔をするので、多分冬ではないなーと。

私にとってはもはや両親より濃い付き合いをしている友人で、率直に印象を言い合うので、ぶっちゃけ診断結果より判断を信頼している部分がある。いつもありがとな!(読んでるか知らんけど)

そのため、自己診断はブルベ夏、という結論でした。

骨格タイプ自己診断

こちらは非常にわかりやすかったです。

少し前に骨格診断の本が流行ったかと思いますが、私もアレ、手に入れてました。
それで簡易チャートで自己診断したところ、ほぼほぼ確実にストレート
むしろそれ以外ねーわ、って感じ。

二の腕太い。ケツでかい。どれぐらいでかいかってだいたいのスカートがまずお尻を突破することを心配するレベル。むしろお尻で履けなかったボトムスとか数知れない。

あと、胸板が厚い。ネックレス要らなくね?って思うレベルだし実際最近あんまりつけてない。

ハイウエストのスカートを履くとスタイルよく見えますよ!と世の中では言われる中、逆に何かスタイルダウンする。胴がなくなるというか寸胴になるというか。

着物を着れば、母に「アンタ首短いwwwwww」と爆笑される始末。うるせー!!人のこといえるのか母よ自分の腹を鏡で見ろ!!!!

オフショルを着ると肩がゴツすぎてコレジャナイ感半端じゃないし、タートルネックを着ると首が短すぎて顎に当たる。流行りのチョーカーを着けると首に埋まって存在が消える(爆笑)。

あと、少し前にソフトチュールのスカートが流行ったかと思いますが、あれの着太り半端じゃない。ベ●マックスとかミシュ●ンとか、あの辺になれるよ!!!(血涙)

しかも太るときが一番典型的。リンゴ型。まん丸になるし、少し太っただけでわかりやすい。ほんと悲しいし嫌。
仕事忙しすぎて順調に肥えてた頃、職場のオッサンがコンビニで当てた商品券引き替えチケットを同僚の美人二人にはニコニコ渡した後、私には「これ以上貫禄がついても大変だからね」とか要らん台詞を残して去っていく始末。
さすがに傷ついてトイレで比喩じゃなく号泣した(今なら思う、セクハラ窓口に通報してやればよかった……)。

あとさっきからちょいちょい出てくる友人M氏が、非常にわかりやすいウェーブ体型。
すごく肩が頼りなくて華奢~~でいかにも守ってあげたくなる感じの雰囲気、かつ、フレアスカートめちゃくちゃ似合う。ハイウエストも彼女のためにあるデザインでは?みたいな似合いぶり。

私も元々フェミニンな服装、ふんわりしたカワイイデザイン、レースフリルがいっぱい!!みたいなお洋服が大好きな人間でしたが、若さでどうにかなった大学ぐらいまでですね、アレが許されたの。
隣にめちゃくちゃそういう格好が似合う人間がいたので違和感が非常に分かりやすく、あー私はあっち側の世界の住人ではないな、と気づいた。

とはいえ好みはそうそうかえられない……。

まあ、追加情報としては、元々がF~Gカップあるような体型であるため、骨格的なことを抜きにしてもふんわりしたデザインは苦手でした。
胸が大きい人なら共通の悩みかと思いますが、上半身をふんわりさせると、ただでさえボリュームがあるので着太りがすごい。着痩せという意味ではボディライン出したほうがなんぼかマシ。胸が目立ってしまうのはネックですけど。
そのため、上でオフショルどうこう書きましたが、そもそも苦手アイテムだったからショックは少なかった(オフショル着るにはストラップレスのブラジャーが必要ですが、胸がこぼれる大惨事になる大公害が脳内再生余裕)。

フレアスカートも不得意ながらなるべく着太りせず、スタイルよく見えるものを選んでいました。
あとは台形スカートとかタイトスカートを適宜取り入れたりね。

満を持して受けたプロ診断

調子に乗って書いてたらめちゃくちゃ長くなって指が攣りそう。スマホで長文打つもんじゃない(自業自得)。

というわけで、PCと骨格についてはほぼ自己診断できていましたが、やはり自己診断は自己診断。プロの目から見てどうなるのかは気になっていました。
特にPCは、コスメ沼の人間としてはベストカラーを知っておきたかったというのが大きいです。

あと、M氏がきっかけで知り合って以来、共通の友人として親しくしてもらっているS氏がいるのですが、彼女は骨格診断に非常に迷っていて、私たちの中でもウェーブ……?いやしかしナチュラル要素が……(ストレートではないのは分かりやすかった)みたいな感じで毎度謎が深まるばかり。
思い切ってプロ診断を受けたい!!と前々から言っていて、一緒にどう?と誘ってくれたので軽率に乗っかりました。

顔タイプ診断については、正直診断を受けるまで全然知りませんでした。
追加料金を少し払うとつけられるみたいだけど、どうする?とS氏がやはり提案してくれたので乗っかった形です。

M氏、S氏と共にワクワク……と受けに行った結果。

・PC:1stライトサマー、2ndライトスプリング
・骨格:ストレート
・顔タイプ:フレッシュ

PCと骨格については大方自己診断通り。PCはもう少し濃い色もメイクとかで使って褒められてたので、あまりに消し飛びそうな色味だったのは笑えました。
とりあえず私については明度と透明感が重要らしく、そこを少し外した途端に顔色が負ける傾向にある。
元々ブルベと自己診断して以降、ラベンダーカラーが大好きで鉄板カラーだったのですが、やはり合ってたらしい。
メイクについてはアクセントになっていて褒められるのだと思うのですが、服みたいに面積が出てくると、ベストカラーから外れたら色味に顔が負けるんでしょうね。だからぱっとしない感じになってしまう。

以下の画像一番手前が私のベストカラードレープです。隣のS氏との差でコントラストつきすぎてて爆笑しました(S氏は1stストロングオータム、M氏は1stブライトスプリング)。

PC診断で個人的に面白かったのは、他人の顔色の変化はものすごく分かりやすかったこと。
服の色味で診断の邪魔にならないよう、診断時には真っ白いケープをかけるのですが、イエベのS氏とM氏はまるで手術着みたいになっててウケました(純白はブルベ冬のカラー)。
あとイエローゴールドとシャンパンゴールドとシルバーのドレープを当てたときの顔色の変化。ストロングオータムの民であるS氏、イエローゴールドがめちゃくちゃ似合ってた。
一方のブルベ、かつそもそも彩度の高い色が上の画像の通り得意じゃない私は、顔が消し飛ぶというかくすんで幽霊みたいになる怪奇現象が起きて草生えました。

あともうひとつ面白かったのは、定番カラーたるブラウンでベストカラーになるカラーがなにひとつなかったこと。
顔に当てた瞬間くすむので先生に「うん、やめとこっか!」って言われてワロタ。ブラウンのアイシャドウが全く似合わなかった長年の謎が解けました。

多分私は黄色みにめちゃくちゃ弱くて、ちょっとでもベースカラーにイエローが入ってくると途端にくすんで残念になるんだと思います。レモンイエローしか使える黄色なくて爆笑。さらばオレンジメイク(血涙)。
唯一使えてオフィス用に愛用してるトムフォードのブラウンのパレットも、赤味が強め、かつパールの入ってるもの。それぐらいじゃないとくすむ。
もう私カラーメイクの民として生きていくからいいんだ…………。

まああくまでベストカラーに入らないというだけで、夏カラーの中に収まっていれば似合うとは言われました。

次、骨格診断。こちらは典型的すぎて体感1分で終わった(爆笑)。
まず肌のハリ感を確かめられ、胸板に触れる頃には先生ずっとウンウン頷いてたし。バストトップとウエスト位置が(比較的)高いことを確認され、太ももふくらはぎのあたりを念のため確かめた感じで、「うん、ストレートだね!」とのこと。ですよね~~~。ウッス。

自己診断が非常に難しいタイプだったS氏は、先生もめちゃくちゃ判断に迷ってましたが、結果的にウェーブでした。
非常にスリムな体型なことと、ウェーブにしては割りと骨感がしっかりしていることがやはり迷う原因だったようです。
ただ、ナチュラルの人ほどぱっと見たときに背が高い印象を受けない(第一印象が実際の身長より高く見える傾向にあるらしい)、手足に骨感がやはりナチュラルの人ほどないことを見ると、ウェーブだろうと。

M氏は典型的ウェーブすぎて典型的ストレートの私と同じく短時間で終わったのですが、M氏→S氏の順だったので、先生が感覚を取り戻すがごとくM氏の肩あたりに再度触れてたのには笑った。

そしてPC診断、骨格診断の後、顔タイプ診断となったわけですが。
顔タイプについてはそもそも前情報がなかったので( ´_ゝ`)フーンって感じでした、その時は。

ええ、その時は。

骨格ストレートのオススメブランドがいわゆるハイブランドばかりで、金がかかる女じゃん!!!とかそっちにゲラゲラ笑っていたぐらいで、ええ。

あと今思うに、私の好みのファッション(事前にアンケート形式で確認されていました)と、あとは緩めにパーマをかけたロングへアーなのもあって、無意識にソフトエレガントに寄せてるのを分かってて、先生もあまり私については顔タイプに重きを置いた話をしなかったのかな、と。

顔タイプ診断の詳細は素人なので割愛します。詳細はググって(クソ雑)。

まあ大ざっぱにいえば、顔の世代間と曲線直線の要素をそれぞれ数値化してで8タイプに分類し、似合う服の傾向を見出すものです。
アナリストさんが写真を撮って、目の間隔とか鼻の大きさとかを定規で測って割り出してくれます。
数値化されてる分、誤診とかの可能性は低くなるような気がします。

骨格診断の通りの服装をしているのに垢抜けない……何でだろう……みたいな人が受けると腑に落ちる傾向にあるらしい。まあ私はむしろ迷子になったわけですが(爆笑)。

M氏は予想通り顔タイプフェミニン。大人顔だしパーツパーツが大きくて丸いのは見ててわかったので、まあでしょうね、って感じ。
ウェーブ、イエベ春、フェミニン顔、ってそりゃあ女子アナのみなさんみたいな上品かわいいファッション似合いますよね。

で、S氏ですが、典型的ウェーブの服を着ると本人的に違和感がありまくった理由がここで判明した。
診断を受ける前に、がらっとイメチェンした時期があったんですよね。確かにその服装はすっごく似合ってて。
ビッグシルエットのシャツとか、あとは私が着ると近所に買い物に出たおばちゃんみたいになるようなトレーナーをおしゃれに着こなしたりだとか。だから本人も周囲もナチュラルでは……?って思ってたんですけど。

彼女の顔タイプ、クールカジュアルだったんですね。

先生が言うに、縦軸ごとに骨格としての傾向があるらしい。キュート・アクティブキュート・フェミニンはウェーブ、フレッシュ・ソフトエレガント・エレガントはストレート、クールカジュアル・クールはナチュラル、みたいな。
あくまで傾向なのでS氏みたいな例外も現れるわけですが、だからこそ服装で違和感が出たのだろうと。
なので素材感はウェーブ、シルエットはナチュラルで拾うようにアドバイスされてました。なるほどなぁ~~~。

で、肝心の私はフレッシュという診断。
フレッシュの人は老けづらいのよ~~といわれました。へぇ~~~。
先生もフレッシュとのことで、確かに言われたお年にはとても見えませんでした。十歳は若く見えてた(ガチ)。

長くなって息切れしてきたっていうかほぼレポートしか書けてねえ(自業自得)(二度目)ので、2回に分けます。
次は何で迷子になったかを具体的に、そこからどう自分なりに落とし込んで結論をつけたのかあたりかけたらな~~~と思います。いったんおしまい。

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