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『障害者だからこそオシャレ』をする必要があると私は思う

どうせ見られるならオシャレな車イスユーザーでいたい

脱いだり着たりしやすいからいつもジャージやスエットで外出しているという車イスユーザーは少なくないと思う。伸びる素材は着ていても楽だし着替えもしやすい。
私も家ではいつもスエットにパーカーやTシャツなどラフな格好ばかりだ。
でも、街中に出かける時や友達と会う時もこの楽な格好では私は行きたくない。

出かける時はオシャレをしよう

これは私なりの理由とこだわりがある。
車イスに乗っているとどうしても人目につきやすい。時には上から下までジロジロ見られることもある。
昔はそれがもの凄く嫌だった。でも、ある時からこう思うようになった。
「車イスに乗ってる以上目立つから見られるのは仕方ない。どうせ見られるんだったら、オシャレな車イスの人でいよう」
スエットやジャージなどのラフな格好はどうしてもだらしなく見えてしまいがちだ。そうなると車イスのイメージがだらしない汚らしい感じになってしまいそうで私は嫌だ。障害者だからこそオシャレするべきではないかと感じている。
清潔感のある服装でいたいと私は思う。
オシャレをしたいからと言って、ブランド品は欲しいとはあまり思わない。
安くてもいいから自分に似合っていて、見栄えが良い服を私は選びたい。

車イスでもオシャレは楽しめる


少し脱ぎ着がしづらい服だったとしても私は着たい服だったら着る。だって可愛い服着たいじゃん!
人にだらしなく思われないことも大事だけど、それよりももっと大事なのはオシャレを楽しむこと。
車イスだから障害者だから服装は別にどうでもいいとオシャレをすること諦めてしまっている人がたまにいる。
私はなんでオシャレをすることを諦める必要があるの?と不思議に思ってしまう。自分が着れる範囲内で最大限オシャレを楽しめばいいじゃないか!
オシャレをして出かけた方が気分も良いはず。そうしたら見られてもなんとも思わなくなる。むしろ私オシャレでしょ!見て!!くらいの気持ちの余裕が出てくる。
そう思った方がお出かけがより楽しいものになると私は思う。

車イスもファッションの一部

たまに出かけていると見ず知らずのおばあちゃんやおじいちゃんに「車イス可愛いわあー!今こんなにオシャレな車イスがあるのね。素敵だわー」などと話しかけられることがある。
私にとって車イスは身体の一部であり、ファッションの一部だからそういう風に思ってもらえることが嬉しい。
私の車イスはかなり派手なピンクのフレーム(見本で見たのより思った派手だったけど)にアリスのホイールカバーが付いている。
このピンクの車イスで覚えてもらえることもある。だから私にとっては車イスもファッションの一部だ。

私は何度かファッションショーなどでモデルとしてドレスなどを着て出演したことがある。車イスユーザーでもキレイなドレスや服を着ることができるということを私は伝えていきたくてモデルとして人前に出たいと思ったのだ。
それを見て1人でも私もオシャレしてみたいなと思ってくれる人がいたら嬉しいなと思ってやっていた。
これからも伝えていきたい。
車イスだってどんどんオシャレしていいのだ。

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