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駆け出しUIUXデザイナーが最近思うこと

彼は午前中は睡眠に使いたいだろうから、少し余裕を持たせて14時の集合にしよう。

集合場所は茅場町。彼の家から30分以内で到着できる。落ち着いた街だけれど、実は雰囲気の良いカフェやレストランが多い。歩けば日本橋、東京駅にもすぐ出れる。

14時集合だと、お昼を食べ損ねているかもしれないので、満足感のある軽食が準備されているコーヒーショップを調べておく。お腹がひどく空いている場合のオプションとして、ハンバーガーショップも調べておこう。あまり選択肢が多いと選択が面倒になるので、さらにお腹が空いている際には選択の精度が落ちるので(これは私の主観)、2択でもいいだろう。

その後は日本橋方面を少し散策するのがいいだろう。
それで、様々な種類の日本酒を1合の量から購入できるお店へ行くことを提案してもいいかもしれない。
意外と、「たくさんの種類の中から1つを選ぶ」っていう行為が好きらしい。
以前別の街へ出かけた時の彼の行動から見えてきた。

ユーザフローを考えるって、基本的にはこういうことなのだと思う。
もちろん、このフローはユーザのニーズと課題に即していないといけない訳だけれど。
だから、もし先ほどの彼が「休日は家で過ごしたい。そのプランが欲しい。」と思っていたらそれは、デートプランを考える以前の問題を整理しなくてはいけないのだけれどね。

(※ちなみに、実際の私の生活の中のこういったシーンにおいては、やはり仕事ではないので、UXデザインではないので、相手のニーズを的確に叶えようなんてことはしていない)

実務においては、ユーザのニーズ・課題を見るにせよ、そこから具体的なユーザフローを検討するにせよ、根拠の乏しい仮説や主観をできるだけ抜けて、事実やデータに即したデザイン設計を目指したいと思う。
とはいえ、一定の想像力と観察力を持ち続けることもやはり大切にしたいと思う。

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