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ロールモデルよりベンチマークのほうが重要だと思うワケ

成長したいと思うきっかけや、成長できたなと感じる瞬間はどんな時に訪れるのか。どうしたら迷わずに突き進めるのか。

5月末決算の弊社はもうすぐ半期の振り返りがあったりするので、ここ数週間は専らそんなことを考えながら業務にあたっていた。

私には昔から仕事上の「ロールモデル」という人がいない。その昔1on1などで「誰かをロールモデルにしてみては?」と言われたことがあった気もするが、いないものはいなかった。

もちろん周りに素敵な同僚、上司、後輩は沢山いたし、

「この人みたいに器用に仕事ができたらな~」

「この人がやってることは面白そうだし魅力的だな~」

など、感じることは多々あった。(前記事参照)

でもその人は、「ロールモデル」ではない。どちらかというと「ベンチマーク」という言葉の方が近いと思う。その人のここはマネしたい、私に欠けてる能力だから参考にしたい、などという感覚。100%まるっとそのままその人になりたいなんて、とてもおこがましい気がしているので、周りの人のいいところを見つけて追っかけるのが性に合っている。

冒頭に提起した「成長したいと思うきっかけや、成長できたなと感じる瞬間はどんな時に訪れるのか。どうしたら迷わずに突き進めるのか。」これに対するひとつの解として、このベンチマーク先の設定が上手くいくと、成長実感できるケースが多いのかもしれない、と私は考えている。

理由は簡単で、目指すべき数字や姿がはっきりするから。

仕事のことではないが、

例えばランニング。周りには私よりレベルが高い人が沢山いて、練習メニューやリカバリー飯、大会前の過ごし方など、とても有益な情報が手に入る。だから自分の行動にも反映させられるし、迷わない。

例えばファッション。好きなテイストが決まっていて、インスタやWEARで自分と同じ身長の方々を参考にしているから迷わないし、そういった管理をし始めてから買い物の失敗が少ないと思っている。(背が低いと丈感とか大変なんです・・・w)

上記は直接の知り合いに限った話ではないケースも多い。だから上手くいくのかな、とも思う。

仕事の話に戻ると、ベンチマークを複数探すことはロールモデルを1人探すことよりとても重要だ。ベンチマークする人は同じ職場でなくても良くて、このご時世SNSでフォローしている人でもいいと思うし、昔の同僚や大学時代の知り合いがそれに該当するケースもあるのだと思う。

「進む方向がこれでいいのかな?」「成長できるのかな?」と迷う時はきっと、ベンチマーク先が足りてない時。

だから仕事においてはまだまだ、ベンチマーク探しが必要。もっといろいろな人の話を聞いたり活躍してる人を探していきたいと思う。



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