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私とレキソタンの相性、効果

私は11年前にパニック障害と診断され、とりあえず的な感じで処方されたのがデパスとレキソタンだった。

まず、レキソタンと私の相性を書いていこうと思う。

率直に言って、レキソタンはデパスよりも神だった✨

レキソタンはデパスでも拭えなかった不安をあれよあれよと消し去り、引きこもりだった私がまだ赤ん坊だった息子を抱っこし、お散歩に行くことができたのだ。

この日は公園のブランコに乗り、一人おいおい泣いた。勿論、嬉しさのあまりの号泣だ。

子どもを産んで四ヶ月も寝たきりだったもんだから、その喜びははかりしれない。

パニック障害発症前に当たり前だと思っていたことは、パニック障害を発症すると全てが当たり前ではなくなってしまう。

何をするにも怖いだ不安だ発作がぁぁぁあああぁぁ!と、不安でがんじがらめになり、なんの行動もできなくなる。(回避行動)

だが、何の不安や恐怖もなく行動できることは、我々パニック障害当事者にとってはとても大きな経験値だ。

この経験値を重ねることで、少しずつできることが増えていく。

その経験値を作るために、服薬は欠かせない。

勿論、医師と相談して慎重に始める必要性がある。

初めてレキソタンを処方されたとき、医師からは「不安が強いときに、できたら眠る前に飲んでください」と言われた。

レキソタンを一錠眠る前に飲むと、いつもよりスコンと眠りにつけた。

そして朝起きると、力がみなぎっていた。

パニック障害を発症してから鬱も現れていたので、寝起きが清々しいと感じたのは久々であった。

いつもは家にいるだけでも怖くて怖くて仕方がないのに、この日だけは何かが違う。

いつも赤ん坊のお世話をしながら引きこもり主婦だった私。

レキソタンを飲んだ翌日には、なんの不安もなくお散歩できちゃったw

もうこれは毎日飲みたいよね!

今までの不安って何だったの〜?w

でもね。

私は医師の言うように、不安が強いときにしかレキソタンは飲まないと決めていたので、この日のことを伝えてから服薬の方法を指示してもらいたいと思った。

心療内科は二週に一度なので、次の通院ですぐさまこのことを伝えた。

だが、ここで問題が一つ。

私にレキソタンを処方した医師は異動になってしまい、引き継ぎの初対面の先生にこの話をしなくてはならなかった。

きっとこの先生も私の行動を褒めてくれる!と、期待に胸をふくらませつつ、どことなく不安も感じつつ、レキソタンを飲んで行動できたことを伝えると、医師から思いもしない一言。

「レキソタンはパニック障害に使う薬じゃないからねぇ、、、。」

l||l(›ଳдଳ‹)l||l

先生褒めてくれるどころか、レキソタン否定www

で、この日からレキソタンは処方されなくなり、どん底に_| ̄|〇

新しく処方された薬でアナフィラキシーとまではいかないが、それに近い症状が出てしまい、服薬は断念。

その後、引き継ぎの医師と服薬や処方でのいざこざがあったものの、レキソタンは頓服として飲むことに。

レキソタンは長時間のお出かけ用、デパスは短時間のお出かけ用、みたいな感じで使い分けていた。常用はメイラックス。

レキソタンは私を旅行に行かせる力も発揮し、バスや電車もすぐに乗れるようになった。

つい最近までお風呂場が怖いだ、トイレが怖くて閉められないだと落ち込んでいた私は、レキソタンのおかげでパワーアップしたのだ。

もう怖いものなんて何もない!

レキソタンさえあれば、私はパニック障害なんか屁でもない!!

私の理想通り、レキソタンは作用してくれた。

副作用もなかった。

レキソタンは一年位しか飲まなかったが、本当に良い薬だと思った。

レキソタンを辞めて、離脱症状もなかった。

離脱症状がなかったのは、頓服で飲んでいたデパスのおかげかもしれない。

この辺は曖昧ではあるが、私を自由に羽ばたかせてくれたレキソタン。

ありがとう、レキソタン。

レキソタンを辞めてしみじみ思うことは、長期に渡って飲むのはナシかなぁ?ってこと。

私のように、元気いっぱい何でもできます!って突然力がみなぎっちゃうと、依存性が気になりますしね。

私はデパスがあったからさっさと辞められたのと、長時間のお出かけ用として処方されていたから、飲む機会が多くなかったってこともあるけど。

◆レキソタンをこれから飲む!

◆レキソタンって何?

◆レキソタンを辞める!

って方の参考になれば幸いです。

いや、今回の記事は参考にすらならんだろw


おしまい。*´ ³`)ノ



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