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仕事にコミット系のビジネス本はもう私には必要なくなった話

自宅の本棚の整理をしていて、この本を久しぶりに手に取った。一時期、ドはまりしていたmotoさん。わたしも長い間副業をしていたので、副業関連でmotoさんを知り、書籍もすべて購入してきた。

今読んでみると、賛同できる部分が減っているなと感じる。目の前の仕事に全力を尽くすことは大事。でも、仕事にコミットしたいとか、成長したいとか、もうあんまり思わないのだ。

キャリアにもがいていたのは、2年前が最後かな…?あの頃、SmartHRにめっちゃ転職したかった。速攻で落ちたけど。

仕事をがんばらないと、キャリアが先細りになることはわかっている。そんなのダメ社員だとも思う。でも、もう私は、いかに継続していくかに軸足を置いてしまっているんだと思う。

きっかけはやはり、子どもの小学校入学が大きい。PTAやボランティア活動、個人面談に授業参観。夏休みのお弁当づくり。運動会や土曜参観に伴う月曜代休。在宅勤務日に合わせて習い事を振替える手続きや、その送迎。

仕事にコミットできない。いや、正確に言うと、「コミットすることはできるんだけど、コミットすると家庭が回らず結局退職する」が正しいかな。家庭も育児も仕事もそこそこの点数でいいから、取りこぼしなく遂行することしかできない。

私のキャパでは、コミットできる時期はもう過ぎ去ったんだなと思うと、ビジネス本を読んでも、私はもうターゲットではないと感じるようになった。スーパーウーマンにあこがれた時期もあったけど、今は持てる資源の中でがんばることに気持ちを切り替え、日々仕事をしている。

これは私に限ったことではなく、誰にでも似たような感覚はいつかは訪れると思う。年齢を重ねれば記憶力や視力も落ちるし、考えも凝り固まってきて斬新なアイデアも出にくい。若いころのようには働けないことを、いつ受け入れるのかという問題。男性だと40代、50代でキャリアの大きな壁が来ると言われるけど、ワーママは一足早くキャリア継続に悩むよね。

新しいステージに入ったんだな~としみじみ思った35歳なのでした。

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