見出し画像

特許の探し方

通販で紹介されてる商品とか、
スーパーで買う商品の裏側とかに、たまーに
「特許出願中」
って表記みたことありますか??

一見すると、
すんげー技術が使われているのでは!!(; ・`д・´)
と思うんですけども、
実は出願するだけなら、どんな適当なアイデアでも、
お金を払えば誰でもできるんですわな。

そこから特許として認められるには、
特許庁の審査官のキビシー審査をクリアしたものだけになります。

そもそも特許とは、発明を保護するための権利のようなもので、
著作権などを含めた知的財産権の1種なんですわ。

超ざっくり分けると、
公開公報
発明したモノ・コトを出願しただけの状態。
特許になる審査前だったり、審査中だったり。
登録特許:出願した発明が正式に特許として登録されたもの。

さらにややこしいのは、
特許として登録されていたとしても、
本当に凄い発明なのか、
たまたま審査官のチェックがゆるくてクリアできたものかの
判断がむずかしーんですわな。

企業で研究開発に携わった方ならご経験あるかと思うんですけど、
競合の企業の特許を検索したときに
「なんでこんなんが特許になっとんねん(#^ω^)」
なんてケース、死ぬほどありますよね。

また、企業によっては、
ほんとにすごい発明は、逆に特許として出願せず
トップシークレットとして企業秘密にするパターンもあります。
なぜなら、特許として出願すると全世界に公開されてしまうため、
模倣されてしまう可能性もあるからです。おそろしー。

企業秘密がもれて、ほかの会社が特許出願した場合はどうするか?
いろんな法律があるので、裁判で判断するケースが多いと思います。

ここからは、実際に特許を見てみましょよ!
ということで、簡単な検索の仕方を共有させていただきます。

日本国内であれば以下のサイトを使っています。
公的なサイトなのでご安心を・・・

ここの検索項目にキーワードを入れて検索します。

たとえば、↓のようにシャンプーで検索してみると

本日時点で1118件もでてくる(@_@;)
いろんな会社がたくさん出してますね!!
一口にシャンプーといっても、シャンプーの成分であったり、容器であったり、シャンプー台であったり、多種多様です。

特に興味深いのが、
「手品」で検索すると、
いろいろな手品グッズの仕掛けが見れてしまう・・・(; ・`д・´)
開発した手品を保護するためとはいえ、
公開されてしまうのもなんだかなぁ、、、という感じ。

企業の知的財産部などで、ガチの検索をする場合は
専用のソフトウェア、有料検索サイトを使用します。
国内だけでなく、海外も含めた検索も可能ですし、
翻訳ツールや、検索式(一番大事!)が保存できるなど
色々あります。

また、この会社が次にどんな商品を出してくるのか、を
出願した特許を分析することで予想することもできます。

そんなこんなで、興味があれば色々見てみてくださいな~



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?