【電撃トレード】ウィーラー活躍へのカギと生まれ得る効果を考察する
まえがき
今回は先日トレードでの入団が決まったウィーラーが巨人で活躍する為のポイントと加入で生まれそうな効果を一足先に考察していきたい。
1.ウィーラー活躍へのカギ
昨季のウィーラーを徹底的に考察されている記事を基に活躍する為のカギを考えていく。
①速球への対応
今は甘いゾーンに入ってきた変化球を逃さないバッティングスタイルだと思うが、やはり対速球打率.216は宜しくないだろう。
勿論セ・リーグの方が本格派スターターは少ないのでパ・リーグに比べれば対応はし易いかもしれないが、外国人高出力リリーバー相手には厳しいかもしれない。
またシーズン中なので大幅なフォーム改造等は無いと思うが、昨季は対速球にからっきしだった中島が石井コーチと二人三脚でフォーム改造を行い対速球もしっかり跳ね返せている姿を見ると何かしらのキッカケを掴む可能性もあると感じるし、速球にどう対応してくか注視していきたい。
②内角攻めへの対応
こちらもキャリアハイを残した時に比べてかなり弱くなっている要素である。
まだ本格的に衰える年齢では無いかもしれないが、ベース盤から遠く立つ様になっていて対応の跡が窺える。
今季の中島の様にオープン気味に構えて内角にもしっかり反応できる様にするベテラン選手もいるのでこちらも速球同様どう対応するか注視していきたい。
2."ウィーラー効果"を考える
①外国人枠を有効利用出来る
今季は外国人枠が1つ増え最大5人まで登録出来るようになったが、投手4野手1or投手1野手4の配分にするとシーズンの間そのままの配分で運用しなければいけないので、柔軟に対応するためには野手2投手3or野手3投手2にするのが理想だ。
だが今季の巨人はパーラと1軍経験がまだ浅いモタしか支配下登録されている外国人野手がおらず、ビエイラが2軍落ちしてから外国人を4人しか登録していない状態である為、ウィーラーが活躍すれば増えた外国人枠を最大限利用する事が可能になる。
またウィーラーはスペイン語も話せるようで、この”外国人枠の有効利用”はパーラの話し相手が増える意味でも良い効果を生みそうだ。
②層が厚くなり攻撃パターンが増える
ウィーラーは一塁,三塁,左翼を守れるUTプレイヤーでもあり流動的な起用が予想される。
(原監督は一塁と左翼での起用を明言)
現在一塁は中島と陽が左翼は亀井と陽がスタメンで出場と併用しながら起用している事が分かり、ウィーラーがスタメン出場をした試合は代打の切り札がこの中から1枚増える事となる為、野手層が更に厚くなって終盤の得点力が更に向上する事が期待される。
また活躍してスタメンの回数が増えればベテランの中島や亀井が出ずっぱりになる事が無くなる為、良いコンディションを維持出来る期間が長くなり、ウィーラーが居ない場合と比べてチーム力上がる事が期待される。
③チームの雰囲気が更に良くなる
試合を見ていると感じるのはチームの雰囲気の良さだ。重信が逆転HRを打った際のベンチは大盛り上がりで見ているファンを幸せにしてくれる。ご存知の方も多いと思うがウィーラーはムードメーカー的な役割を果たしていた選手であり相乗効果が期待される。
3.まとめ
Twitterで
「1軍に中川,高木,藤岡が2軍に今村や戸根までいる現状で出番があまり無さそうな池田さんと楽天だと外国人の層が厚すぎてこちらも出番が無さそうなウィーラーさんがどちらも補強ポイントで出場チャンスのあるチームに行けるって現時点ではこれ以上無いwin-winトレードですよね。」
と呟いた通り私はこのトレードを本当に素晴らしいものだと感じている。このトレードを真のwin-winトレードにする為にも二人のこれからの活躍に期待したい。
最後まで読んで頂き本当に有難うございます。何か気づいた事などありましたら、TwitterのDMやリプライでご気軽にご連絡下さい。
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