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オーケストラ風の楽曲の作り方

今日の記事の目次です。


楽曲制作の工程の説明

作り方なんてのは、一人ひとり違うと思いますが、もし、どうやってアプローチしたらわからないとか、とっかかりを持ちたい方には、参考程度になるかもしれません。

以下が作業の工程になります。

1、鼻歌(モチーフ)を作る
2、ピアノでスケッチを作る
  例)ディズニー風のオーケストラ楽曲をつくってみる
3、スケッチを元にオーケストラ楽器をレイヤーしていく
4、ミックス&マスタリング

以上です。

鼻歌(モチーフ)を作る

まず最初は、鼻歌(モチーフ)作りです。鼻歌作りは、基本的に楽譜やPCなどは入りません。ただiphoneなどの録音できるアプリを搭載したスマホなどがあると便利です。例えば、散歩中、トイレ、ドライブ、などの時に、ラララ〜と好き勝手に歌ってみます。それを、スマホなどに録音します。散歩中の場合は、携帯で電話してるふりをして、鼻歌を録音します。ドライブ中は助手席にスマホを常に録音状態にしておいておきます。運転している間に、てきと〜に鼻歌を歌います。これがモチーフ作りです。もし、脳内にメロディアイデアやリズムのアイデアが残っていれば、別に録音しなくてもよいです。もし、五線紙があれば、そこに数小節だけ書くってのもはっきりしてていいですね。

これが鼻歌の例です。↓

これぐらいなら誰でもできますよね?これがいわゆる作曲というやつです。これができれば、あなたも作曲家ということになるのです!

で、ここからが、編曲家(アレンジャー)の仕事です。この鼻歌をどのように膨らませ、レイヤーして、作品として公が聴いても納得するものにできるかが、アレンジャーの仕事です。

もし、その楽曲がJASRACなどに著作権登録される場合には、鼻歌を歌った人が作曲家になり、もしその楽曲が大ヒットでも飛ばせたら、その鼻歌を歌った作曲家??がボロ儲けです。なんかおかしくないですか?僕は非常におかしいと感じますね。

ピアノでスケッチを作る

話が逸れました。次に、2のピアノでスケッチを作るですが、そもそもスケッチってなんぞやという方もいらっしゃるでしょう。スケッチは絵でいういわゆるデッサンですね。鉛筆で大体の構図をキャンパスに描く作業です。音の場合は、ピアノで、楽曲の基本的な「構造(構成)」「メロディ」「コード」「テンポ」「キー」を決めます。これがデッサン、つまりスケッチです。1の鼻歌(モチーフ)作りを吹っ飛ばして、2から始めるのもありです。時間が取れないとか、楽器を弾かないととか、PCの前じゃないととかじゃないと意欲がわかないという方であれば、それもありなので、そういう方は2から始めるのが良いかと思います。

それでは、以下ではピアノスケッチを元に具体的な楽曲を作ってみたいと思います。興味がある方は以下より記事のご購入してお読み下さい。

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