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洋画を見るだけで、実際に英語力が上がるのか?

英語を学ぶのに、洋画や洋楽は効果的なのか?

よく、巷で洋画や洋楽を使うことで英語力が上がるということが言われていますが、正直言って、そんなことはありません。音楽を聞いただけで、映画などの動画を見ただけで英語が使えるようになるなら、苦労はしません。

私もカナダに移住前に英語の学習をしていました。その学習方法は、洋楽を移動中や暇な時には常に聴くようにする。洋画をできるだけたくさん英語で視聴するようにする。

当時は、この方法で英語が自然と喋れるようになると思っていました。
でも、そんなうまい話はないですよね。今考えると、なんて無駄なことをしていたのだろうと思います。

音楽を聴くことも、映画などの動画を見ることも、全てインプットですよね。英語を喋れるようにするには、インプットだけではどうしようもないんです。私たち日本人が日本語を話せるようになったのは、周りからの日本語を聞いていたおかげかもしれませんが、それ以上に、というか確実に口に出して、とりあえず声を発することを繰り返して、話せるようになりましたよね。つまりは、アウトプットが大事なんです。本当に。インプット以上にアウトプットです。

私は、カナダに行く前にインプットはしていたものの、アウトプットはほとんどできていなかったため、現地についてから本当に苦労しました。現地についてからは、英語を使わないと生活が成り立たなかったため、いやでも声に出し、必死で自分の伝えたいことを拙い英語で伝えていました。今思うと、必死になって声に出し相手に自分の思いを伝えるこの行動って、幼少の頃に日本語を話し始めた時と同じ状況なんですよね。まともに言葉が喋れないながらも、お母さんやお父さんに気持ちを伝えようとする。この行動を繰り返すことで、私たち、日本人は日本語を喋れるようになりました。

ということは、この言語が日本語から英語に変わっただけで、喋れるようにするには幼少の頃のようにとりあえず声に出すことが重要だとわかります。

したがって、洋楽や洋画を視聴するというインプットだけでは、英語を喋れるようにはなりません。自分の口から声を出す。このアウトプットをすることで初めて、英語を喋れるようになります。

皆さんもインプットではなく、アウトプットを大事に英語の学習をしてみてはいかがでしょうか。ポイントは幼少の頃を思い出すこと。

と言っても、インプットがやり方次第では英語力をアップさせるすごい力を発揮します。

【次回予告】
・英語の効率の良いインプット方法。

Harry

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