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冨田開

 

皆さん初めまして、私は現在、アメリカでアイスホッケーというスポーツのゴールキーパーをしております、冨田開と申します。99年生まれの20歳です。高校3年時の夏に早稲田実業学校を自主退学し、海外挑戦の為カナダに留学しました。その後アメリカの※ジュニアリーグで2年間プレーし、来季から自分の一つの目標でもあった※NCAA Div3(北米大学ホッケーリーグ2部) New England Collegeに進学する事が決まりました。詳しい自己紹介はまた後の投稿でさせて頂きます。


NECのマスコットです↓

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※ジュニアリーグ(北米20歳以下の育成リーグシステム、詳細は後日)

※NCAA(National Collegiate Athletic Association 全米大学体育協会)アイスホッケーはDivision1とDivision3(2部)のみ。



 今回の目的は先日、Lead Off Sports Marketingさん主催で行われた北米組アイスホッケー選手によるインスタライブ企画第4弾、三浦優希選手(現NCAA Division 1  Lake Superior State University在学)と行った対談の質問においての回答をメインにやっていきたいと思います。また北米でゴールキーパーとして海外留学する身として、自分が経験したことも伝えていけたらと思っております。特に頻繁に更新する訳でもなく、マイペースに気が向いたら書いてみるというスタンスでやっていくのでご理解の程よろしくお願いします笑


 まずは先日のインスタライブご視聴頂き誠にありがとうございます。総視聴者人数504人に上り、沢山の方々に見て頂きとても嬉しく思います。三浦選手の名司会のおかげで素晴らしいライブになりました。僕はただ質問に答えていただけなので特に何もしていませんが、とても楽しかったです笑 インスタライブを通して沢山の質問を頂きました、ありがとうございます。時間の関係上、答えられない質問が多数あったので代わりにここで回答させて頂きます。

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では早速始めていきます。

Q.今年のうちにチャレンジしてみたい事はありますか
A.大学進学に向けての準備をしたいと思います、今年もアイスホッケーに挑戦です!

Q.何をしている時が幸せですか
A.幸せな時間は沢山あります!アイスホッケーをしている時は勿論ですが、友人と時間を共有したり、映画を見たりするのも好きです。

Q.海外でプレーをすると日本でプレーをしている選手のように家族や友人など日本にいる大切な人に気軽に観戦に来てもらえなかったり、家族と共にする時間が一年に数ヶ月と限られてしまうと思いますが、どうお考えですか。
A.大切な人に会える時間が限られてしまうのは寂しい事ですが、その時間を海外挑戦に充てる事ができるのも一つ幸せな事だと思っています。限られている時間の中で夢に向かう事ができるのもその大切な人達のお陰です。また海外に応援に来られない人達のためにも契約制のHockey TVというライブ放送で試合を見る事が出来ます。

Q.USPHL Premierのチーム費用、ビレット費用はいくらくらいですか
A.ジュニアによって違いますが基本年間8000ドルのチーム費用と月350ドルのビレット代を支払います。支払い方法はチームによって異なります。その他にも航空機代など海外に渡る事は費用がかかると思われます。

Q.三沢でプレーしていた時のスター選手はいますか
A.三沢ジュニアのOBには年代別の代表に選ばれたり、東京の大学リーグのディビジョン1でプレーしている選手も多くいます。

Q.今はどのような練習をしていますか、ゴーリーの陸トレは何をすれば良いですか
A.基本的に練習メニューは自分でゴーリーの動きと連動したメニューを考えて作成しています。曜日ごとにメニューを決め、筋力トレーニング、ムーブメントなどに分けています。ハンドアイコーディネーションなどボールを使ったトレーニングもしています。後日動画を上げてみます。

Q.防具へのこだわり
A.特に拘っているのはスケート、ヘルメット、スティックでしょうか。スケートはカスタムしたTrueを使っています。ヘルメットはWall、スティックはFrontierというフィンランドのメーカーで、どちらも取り寄せしてもらっています。その他はシーズンによって変えたりもします。ゴーリーに防具の話をするのは話が長くなるのでお勧めしません。笑

Q.調子が悪い時はどのようにモチベーションを保っていますか。試合前のルーティンなどありますか。
A.基本的に調子が良い時も悪い時も全て合わせて自分の技術だと思っているので調子が悪いという考え方はしないです。キーパーは少しの体の位置の調整が難しいので定期的にビデオを撮って確認しています。ルーティンは特にありません。

Q.どうやってシュートを止めていますか。
A.とても難しい質問なのでお答えできません、僕も研究中です。

Q.自分達のキャリアで現実的に海外を考え始めたのはいつですか。
A.高2の冬ぐらいだと思われます。Lead Offさんと海外の学校に見学に行きました。決断したのは高3の春です。

Q.日本のスケートリンクが少しずつ消えてしまいそうな現状、海外と比較してどのように思われますか。
A.僕も高校時代は東京のリンク事情に苦労しました。海外では練習場所に苦労する事は殆どありません。僕の所属していたジュニアチームのホームリンクは建物内にリンクが4ヶ所ありました。一つの建物で東京を超えています。


Q.日常や食生活など慣れるまでどれくらいかかりましたか。
A.人によりますが、僕は留学当初一週間、ストレスで胃腸炎になりました。慣れてきたのは2年目からでしょうか。未だに新たな発見もあったりします。

Q.カナダのジュニアにも興味はありましたか。
A.勿論興味はありました。しかし目標がNCAA進学でしたので学校の多いアメリカのジュニアを選択しました。カナダのジュニアリーグはアメリカよりも複雑なイメージです。

Q.試合前に意識している事はありますか。
A.特にありません。シンプルにきたシュートを止める、それだけです。

Q.大学やジュニアで地域活動などはありますか。チームはどのように認知されますか。
A.ジュニアで地域活動はあります。種類は様々ですがビレットファミリーと一緒に暮らすのも地域活動の一つです。後はグッズの売り上げを病院などに寄付したり、保育園、老人ホームに訪れてお話をしたりもします。ジュニアはホッケーをするだけでなく人間形成もシステムの一つです。

Q.テンダー契約できるならしたほうが良いですか。それともテンダー契約するデメリットはあるか。
A.テンダー契約とはドラフト前に個人の権利を獲得する契約です。テンダーされた選手はドラフトされませんし、シーズン開始まで同じリーグ内の他のチームに行く事はできません。(他リーグ、他のディビジョンは可能)テンダー契約するという事はかなりチームがその選手に興味があると言ってもいいと思います。しかしシーズン前に他のチームから声がかかった時に移籍する事はできないので一概にしたほうが良いとは言えません。自分で判断し選択する事が必要になってきます。後日ジュニアのシステムについて詳しく説明します。

Q.VISAは何を取ると良いですか
A.VISAは海外渡航をする際にとても重要な書類の一つです。場所や目的によって異なるVISAを発行します。私の場合はカナダの学校に行く際はカナダビザ、ジュニア2年間はB1/B2 VISAを発行しました。VISAに関しては入国出来るか出来ないかを決める重要な問題なのでLead Offさんのようなアドバイザーに確認することをお勧めします。


Q.青森県出身のライバル選手はいますか。
A.杉本華唯君です。現在、早稲田大学のエースナンバー21番を背負っており、自称早稲田のエースです。彼がこの記事を書いてくれと頼んだのはここだけの秘密です。将来日本を代表する選手になると思うので皆さん注目してみて下さい。


沢山の質問ありがとうございました。答えは僕個人の見解なのでそういう事もあるんだと思ってみていただければ幸いです。今後も何か質問などあればいつでも受け付けております。主にTwitterの方で活動報告などしているので良かったらみて見て下さい。

また次回のインスタライブは最終回、北米ジュニアリーグで活躍する榛澤力選手安藤優作選手が登場します。是非ご覧下さい。

日時:5月10日 日曜 夜8時から



最後まで読んで頂きありがとうございます。

それでは! See you later  #0



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