第7節京都サンガ対ジュビロ磐田 新黄金期を予感させる試合
2024年4月7日J1リーグ第7節京都サンガ対ジュビロ磐田は3−0でジュビロ磐田が勝利し、今季初の連勝を飾りました。
https://www.youtube.com/watch?v=i2rR1FyizJs
前回の記事で、今季J1残留のために「いつ連勝するのか?」がポイントで、京都戦は非常に重要な一戦になると書きました。
期待以上の結果でした。
誰も(特にブルーノジョセ)が待ち望んだペイショット選手の初ゴール。
みんなが喜び、笑顔でペイショットを囲むシーンからもペイショット選手の人柄の良さ、チームが上手くいっていることがよく表れています(ブルーノジョセ選手の人柄の良さも)。
FWは点をとってなんぼと言いますか、点を取ることで自信を持ってプレイできるようになるので、ここからペイショット選手がどんどんと輝きを増していく未来しか見えないですね。
京都のような前から激しくプレッシングに来るチームに対して、どこまで戦えて勝利を手にすることが出来るのか?
J2時代から前から激しくプレッシングに来るチームが得意ではなく、J1にあがってきてからも、DFラインでのミスから失点するシーンが多く見られていました。
DFラインからしっかりと繋ぐシーンとシンプルにFWに当てるシーンの使い分け、どちらのビルドアップでもフィニッシュに繋げられるようになったことで、2試合連続クリーンシートを達成できてますし、複数得点を奪うことが出来ています。
サッカーは他のスポーツと違い、点が非常に入りにくいスポーツです。
だからこそ、相手選手より一歩先に入れるかどうかなどほんの少しの差が得点・失点シーンへと繋がっていきます。
個人的な能力もそうですが、味方との距離感やチーム戦術がどこまで落とし込まれているか、いかに頭を使うシチュエーションを無くせるか。
同じ監督が複数年チームを率いるメリット、また主力選手が変わらずに複数年チームを作っていくことのメリットがここにあります。
黄金期のジュビロ磐田は、日本トップクラスの選手がほとんど抜けずに複数年戦い続けられたことで築き上げました。
横内監督の就任、藤田さんのSD就任により、ようやくクラブが一枚岩になれたように感じます。
今季は新戦力を大量に獲得しました。
最初の5試合を見る限り、新戦力と既存の戦力の融合がまだまだ出来ていなかったのと、J1にフィットしきれていなかった印象でしたが、京都戦は5人の新戦力がスタメンを飾り、西久保選手、ペイショット選手が移籍後初ゴールを決めました。
ここ数年のジュビロ磐田は主力選手の平均年齢が高めのイメージでしたが、京都戦のスタメンは20代前半が5人、20代後半が5人、40代が1人と川島選手を含めても平均年齢が26歳とかなり若返りました。川島選手以外の10人だと平均年齢が24.5歳。
黄金期の時代に比べて日本人選手の市場が海外まで広がっているので、今のメンバーで複数年続けていくのは難しいですが、横内・藤田イズムが消えないように主力メンバーと新加入選手を融合し続ける事ができれば、早ければ2.3年後には新たな黄金期と呼ばれる時代が来る予感しかありません。
そのためにも、今季どこまで成績を伸ばす事ができるのか。
第10節が終わった段階で、勝ち点10が残留への最低ラインと言い続けてきましたが、残り3試合を残して最低ラインまで勝ち点を1稼げばいい状態になっています。次節名古屋、次次節福岡と勝ち点が近いチームとの戦いが続きます。
第10節町田戦を勝ち点を12以上で迎えることができれば、第10節を終えた時点で8位以内にいて上位を伺える状況になれるのではないかと。
現在のジュビロ磐田には期待しか持てないですね!
次節の東海ダービーの勝利を願っています!!
最後までお読みいただきありがとうございます それだけでとても嬉しいです ただ読んでくれただけで イヤ本当に読んでくれただけで十分です 本当に嘘じゃないよ