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実家に猫が来てから起きた変化

こんにちは。もうすぐ「猫の日」ということで、実家の猫の話をしようかと思います。
最初に申し上げますが、猫のお名前などにつきましては私の管理下ではないので(実家にいる猫なので)詳細は伏せさせていただきます。

我が家では犬を飼っていましたが、2011年に他界、それからはペットを飼っていません。が、実家が子育てもひと段落、母親と父親の二人だけになり、以前から猫を飼いたいと話を聞いてはいました。
4月に保護猫をもらう話になり、5月に我が家にやってきました。

初めて写真を見た時まずその表情が印象的だった。

もうこの鋭い視線。そして第一印象が「たぬきかな?」だったんですけど、実家で過ごすうちにだいぶ顔つきが穏やかになりました。
初日にケージから脱走して家探しになりったりとなかなか元気な男の子です。
そんな感じで、我が家にやってきてから毎日が運動会みたいな話を聞いていました。

そこから変わった

まず、母親が「ボケてる場合じゃない」と、よく口にしているぐらい、いたずらが盛んであちこちでちょっかいをだしたりいたずらをします。
紙を丸めたボールをお水を入れるお皿に入れたり、実家の私の部屋(物置)から色々と持ってきたり。
物を置く時も「これはどうやっておけば、いたずらされないのか」考えるようになったそうです。

家族の間で連絡を取るようになった

私はじめ他のきょうだいが実家に連絡するようになったそうです。
私に至っては3年ぐらい実家と連絡もしていませんでした。初めて「実家に帰りたい」と、友人の前で言ったことも。
きょうだいは姪っ子を連れて実家に少し顔を出したり、仕事帰りに写真を撮りに一人だけ実家に寄ったり(エッセンシャルワーカーのため、ワクチン接種は行っております。念の為)、姪っ子が大きくなったらペットを飼おうかと話をしているそうです。

両親のスマホ技術が上がった

猫が実家に来た頃、両親から写真を送ってもらっていましたが、どれもピンボケやブレブレで何が何やらわからないものも多く…。
私が電話で色々と使い方を指示して今ではピンボケが解消したのはもちろんのこと、機械音痴の母親が、動画やLINE通話を使いこなすまでになりました。

母親がよく笑うようになった

これは帰省の際に父親が少し話してくれました。
そもそも専業主婦歴の長い人で、友人もほとんどおらず、育児も出張で留守がちの父親が頼れないため、ほとんど一人で任されてきた人です。
子供たちが実家からいなくなって、ひと段落した時に「やりたいこと」が思いつかなかったようで…。趣味もなくどうしようかと、「もう少し自分の時間を持っておけばよかった」と、少し途方に暮れた話を本人からも聞いていました。
そんな時にやってきた猫のことを「また子育てするんか」と言いながらも、「あんたたちよりは育てやすいわ」とよくいってます(皮肉屋のいわゆるツンデレなんです…)。そんなに私たちは大変だったか。

楽しいだけではない

以上、楽しい話ばかりお伝えしましたが、楽しいだけではありません。
いたずらによる誤飲や脱走(いつの間にか抱っこして外出するのが当たり前と思うようになったそうで、思いっきり外に出ることはないそうです)は常に気をつけなくてはいけませんし、病気にもなります。
病院の費用もかかれば保険もかかります。遠い未来は必ず別れがあります。
飼うのであったら、その先のことや、年間にかかる費用は必ず確保しなくてはいけないと思っています。
また、実家の両親は高齢のため、どちらかにもしものことがあるかもしれません。
保護猫を預かる前ですが、愛護センターで後見人の登録をしました。(ある程度の年齢の場合、後見人が必要だそうです)
また、何かあった場合、誰が猫の世話をするのか、引き取るのはどうするか・という話もある程度しております。
それはどうしても話しづらい話題ですが、曖昧にはできないな・と。今回保護猫をお迎えした際に思いました。

と、なんだか最後のほうがちょっと真面目になりましたが、両親にはこれから先、2人と1匹仲良く過ごしていって欲しいなと思っています。

そして昨年12月、念願の初対面

即落で猫を手なづけた私と「そんなに簡単に落ちるのか」と愕然とする父

ちゅ●るはマグロ味が最強。

また会いたくなったなあ〜。
コロナが落ち着いたら会いに行きたいなあ…。


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