女性だけが生理になるの？

こんにちは！HARRI CAREのミユキです。
今回は、生理と性別について最近思うことを書こうと思います。

この記事を読んでいるあなたは、女性でしょうか？男性でしょうか。
そして、あなたには生理はきますか？

私は女という性に生まれ、毎月のように生理がきます。また心も女性です。

ですが、世の中には女という性に生まれ、男性の意識を持ったり、女性と男性両方の意識をもつ方もいます。
つまり見落とされがちですが、男性でも生理になる人がいるという事なのです。

どうでしょう？あまり納得できない方も、もしかしたらいるかもしれないですね。

少し考えてみましょう！

女性に生まれて、男性の意識をもった『マコトさん』。
マコトさんは男性の見た目ですが、性転換手術はしていません。それは、自分がリスクとお金をかけた大手術を行うよりも、周囲の人が自分に対する見方を少し変えてくれるだけで自由に生きていけると思っているからでした。

なので、マコトさんには毎月生理がきます。
生理が来ること自体が、自分を女性に縛り付ける呪縛のように感じていますが、もっと苦しいのは自分の生理を取り巻く環境です。

生理用品はピンクで花柄。“カワイイ”の代名詞のような絵柄ばかり。インターネットで購入したりもしますが、必要に迫られて店頭で購入する時はなんだか惨めな気持ちになります。

外出先で生理用品の交換の際には、多目的トイレを使用します。
性別関係なく入れますし、個室内にごみ箱もありますのでマコトさんには一番安心のトイレですね。
ただ、多目的トイレが見当たらないこともよくあります。
その時は男性トイレに入りますが、生理用品の交換で音が出ないように、血が周りに付かないように、周りにばれないように、最新の注意を払い神経をすり減らしています。

もちろん男性として生活しているので生理痛でも休むことが認められていませんし、痛みを分かち合う事もめったにありません。

どうでしょう？
すこし、男性の生理がイメージできたでしょうか。

私は初めて男性の生理についての話を聞いた時、正直まったく考えが及んでいなかった自分が少し恥ずかしく思いました。

生理は女性のもの？フェムテックは女性だけのもの？

フェムテックの記事を書いていると、つい、生まれた性と心の性が女性である人の視点でのみ考えてしまいがちです。ですが、そうではない有り方を認識し、共有していきたいな。と思います。

シンプルでスタイリッシュな色合いの生理用品、無性別トイレの普及、ジェンダーに対する考え方の変化。５年、せめて１０年後には当たり前になっていて欲しいですね。

今回は、私自身への戒めも含めた記事でした。
今回もお読み頂きありがとうございます！

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