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燃え尽き症候群について

燃え尽き症候群(バーンアウト)
世間では、よく愚痴のように聞く言葉でもある。

しかし実際のバーンアウトはより深刻であり、その後の適応障害、うつ病につながるリスクがあります。

会社でも徒労感を感じた際や、スキルがないとできない仕事のはずが覚えルーティン化してきたときなど、我に振り返ると虚しくなったり、途端に60歳までこれをやり続けるのか?俺は?と絶望感に襲われることもしばしば。
夢や目的を捨てて、ライスワークとして稼ぐ道行った人もいずれぶつかる悩みだろう。
逆に夢を追いかけた人は、叶わなかった場合実力との乖離で真っ白になるかもしれない。
やはり選択の後悔が起因してるように思える。
以下に年代ごとにバーンアウトになりそうな事例を考えてみました。

新卒〜29歳
単純に60歳となると30年もこの会社にいるのか?と考えることは20代の頃に飲み会でよく話したものである。また転職エージェントも盛んにスカウトに来る年代でもあり、まだ価値観の形成段階で漠然と悩む傾向にあります。

30代
ある程度社内でも活躍して、上司を見ると意外と遠くないことが少しわかり、先が分かった途端挑戦する力がなくなったりする。
油が乗ってる時期な分、不完全燃焼の形でバーンアウトしやすい。
転職は主体的に意識する時期でもある。挑戦と迷いの時期では一番不安定になるかもしれないです。

40代
もう出世の天井も見えてくる頃であり、若い時間を使って、この程度なのか?俺は?と現実と理想の狭間で一番苦しむ年代である。
子供がいた場合は、多分小学生高学年〜中学生、早いと高校生か?そんな大人になっていく子供たちに対してあまり成長できてなく、胸を張れない自分にも辛くなるだろう。
子供がいない場合は、そろそろ年齢的に絶対作ることができなくなる時期に入るので、後悔は避けたい。できれば、30代のうち恋活や婚活は終わらせた方がいい。
転職についても積み上げたものである程度決まってくるので、実力が露骨に出てくる。また会社でも管理職になる時期であり、部下と上司の狭間に置かれ、難しい時期でもある。

50代
ここはもうどうにもならない。今まで積み上げてきたものが、そのまま結果となるので、受け入れる能力が大事。ただ士業などチャンスはあり、転職は抜擢以外で難しく、独立についてもラストチャンスである。55歳で嘱託もしくは自分で早期退職する人も出るでしょう。
仕事で生きすぎると、プライベートがあまりにも空っぽであると、退社後バーンアウトする可能性あり。

60代以降
サラリーマンなら、嘱託で定年を迎える時期。
経営者なら、社長か会長とか選択肢は残る。
ただいつ死ぬか年々わからない時期なので、できる限りは遊んでおいた方が良い時期だと考える。
若い人の知識も取り入れた上で、賢者として後世に伝えることができれば、腐った老害としてバーンアウトすることもないでしょう。

と年代別に主観は入りますが、可能性を考えてみました。
バーンアウトにならないためには上記の例の逆をすることになるですが、ポイントとしては以下が重要かと思います。
20代は選択を後悔しない点。
30代はスキルを磨く、子供を作る点
40代は自分の時間を大切にし、人間性を高める点
50代は職業人と老後を見据え、後世に託す仕事と、プライベートに入る準備をする点
60代以降は、素直にできなかったことや、やれなかった事をやりましょう。


バーンアウトにならないコツは、日々をなんとなく過ごす事をやめる。それに尽きるかなと思います。
ただ全く悩まない人はそもそもならないかもしれません。ただここに行き着く人は確実に悩んでいるでしょう。

自分の選択に責任は伴います、最初の一歩としてはリスクを取れる自分になるのが、いいでしょう。
新作の食べ物買ってみる、普段しないことをしてみるとかで、チャレンジ精神はつくと思います。
実際私自身、尊敬してた上司と後輩が3ヶ月連続退職をしている状況で、バーンアウト気味なのです。
ここは正念場だと考えております。
一緒に乗り越えていきましょう。

バーンアウトに悩む人に、幸あらんことを。

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