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《衝撃》ポケカ四天王のデッキが弱すぎる!!!第1弾 ミミッキュVデッキ 【ポケモンカード】

こんにちは。ポケモンカード公式のページを見ていると、とんでもなく弱いデッキを発見してしまったので、ご紹介します!販売促進のためとはいえ、いくらなんでも戦えないデッキとなっていて、残念です。

ポケモンカード公式サイトより

戦い方が2通りあるそうで、
1 ミカルゲ主体
2 始めにミカルゲ→終盤ミミッキュVだけ

トリッキーさを求める点は評価できますが、「ミカルゲだけ」や「終盤のミミッキュだけ」だと相手にもすぐに手の内がバれ、柔軟な戦い方が全くできません。
では、それぞれの欠点を説明していきます。

 
戦術1 ミカルゲ主体

タフネスマントを羽織ったミカルゲに特性「うらみだめ」とスパイクタウンでダメカンを乗せていきます。HP110になるとはいえ、相手の攻撃に1回も耐える訳がありません。よってVMAXを確実にワンパンしたければ1ターンでダメカンを10個のせる必要がありますが、「うらみだめ」を使うとスパイクタウンは4回までしか発動できません。

結局恨みを貯めることはできずに、スタジアムを置いた上で「入れ替え」を5回、そしてガラルジグザグマを3回(相手HP340なら)発動しなければいけません。複数同時に育てる場合でも、HPが低いゆえにボスは勿論ツールスクラッパー、相手のガラルジグザグマやベンチ狙撃など、天敵が多すぎます。ちなみに上の画像は公式ホームページから持ってきました。「ダブルブレイズ(150円)」のパックで先に収録されたミカルゲを「タッグオールスターズ(500円)」収録とわざわざ記載することで、ちゃっかり儲かる方だけ宣伝しています。
 

戦術2 後半はミミッキュだけ

ミミッキュVをラスト1体(相手のサイドが2枚以下)以外の状況で出すと様々なリスクがあります。

新カード、フヨウです。場にポケモンがいなくなり一発アウトになってしまいます。フヨウを採用するのは10人に1人もいないでしょうが、このような貫通カードで即負けにつながりかねません。他にもあいうちボンバー、アメイジングデス、手札戻し系などの不安要素がちょこちょこあります。
ではこれらのリスクを乗り越えて、サイドレースが進んだ終盤にミミッキュVを出すとどうなるでしょうか。相手のサイドに応じて120か150ダメージを、2回打てるのでなるほどVなら倒せそうです。しかしこちらのサイドも、序盤のミカルゲだけで2枚くらいまで減らしておく必要があり、相手のリセットスタンプやマリィを乗り越えて、1枚しかないサカキの計画を引き、それにサポート権を消費し、3枚しかないオーロラエネルギーを引き当てなければいけません。サイド落ちにも非常に弱い構成となっています。決まる確率と決まらない確率のどちらが高いかは火を見るよりも明らかでしょう。

 
リスクが高い割には、ロマンデッキというほどロマンが無いことがお分かり頂けたと思います。
以上、少し、いやかなり残念なデッキでした!

やってみればいいではないか。 何か失うものがあるのか。