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【ゲーム】リーリャ推しタイムキーパーのメモ用紙#1【リバース1999】



はじめに

「リーリャ」紹介

彼女はゼノミリタリーに所属するエースパイロット。メインシナリオ第三章ではやさぐれがちだったが、第四章で再登場した際にはかっこよく仲間思いな姉御肌を見せてくれた。なお、サービス開始前からの最推し。
初期性能はケントゥリオンに次ぐクリティカルテクニックが目をひく、クリティカルアタッカー。
育成が進めばクリティカル率の伸びがすさまじい。クリティカル率という暴れん坊を乗りこなした暁には高ダメージを叩き出す。

育成状況

凸1/洞察3Lv60/共鳴Lv11/心相:万雷Lv60増Lv1

リバース1999でのキャラクター強化は、狙って凸を重ねたり共鳴をLv.10以上にしたりする方法が現実的でなく、すでに十分な育成をした段階といえる。

最推しが今日もかわいい。


本題「彼女が輝く戦闘スタイル」

戦闘の特徴


リーリャは優秀なダメージディーラーだ。しかしメラニアをはじめとしたイベントピックアップキャラクターの高回転高ダメージアタッカー、ケントゥリオンをはじめとしたバフ・デバフも備えて自己完結できる優秀なアタッカーには、一歩及ばない。
彼女の強みは、自身で100%を超えるクリティカル率と高倍率アルティメット、さらにクリティカル発生時の付随効果だ。つまり、とにかくダメージを稼ぐという戦闘スタイルだ。
たとえば、クリティカル防御力が弱点の強硬な敵に対してセットアップすれば、ボス級の敵であっても追い込むことが容易になるだろう。
とはいえ先にも述べたように、高回転、バフ・デバフ効果などの突出したスキルは持っておらず、その不利を補う必要からサポート・ヒーラー編成の選択肢が狭まる傾向にある。
またダメージディーラーにおいても、レグルスやリトルイーグル、Ver.1.3からはシャーマィンも含まれる、100%を超えたクリティカル率がダメージに変換される能力がない点にも注意は必要だ。
一見すると、彼女はメインアタッカーとして見劣りする性能となっているが、コンテンツ適性によってメインアタッカーを変更するのがセオリーであるリバース1999では、きちんとダメージを出せさえすればメインアタッカー同士の優先度は大きな問題でない。
問題なのは、リーリャのコンテンツ適性があり、クリアのための道筋が見えても、ダメージを出せなかった時となる。

スピードに乗った一撃を放つ演出がかっこいい。


コンテンツ運用案

リバース1999のコンテンツは、現状五つに分類できる。

  • メインステージ

  • 人工夢遊

  • イベントステージ

  • UTTU閃光集会

  • スコアアタック(未実装)

上記のうち、スコアアタックは未実装のため詳細は不明だが、メインステージやイベントステージで登場したボスたちを相手に、ダメージを稼ぐことが目的だろう。相手によってはリーリャも一役買う可能性が高い。
また、メインステージ・人工夢遊は常設コンテンツであり、洞察2Lv50程度まで育成が進んだ各属性のアタッカーに優秀なサポート・ヒーラーがいれば、攻略に苦労する難易度ではない。
問題となるのはイベントステージ・UTTU閃光集会だ。もちろんその時のVerによって相性が変わるため、恒常的にリーリャを活躍させられるとは限らない。しかし今回終了したVer.1.3ではUTTUch30というラストステージにおいて、リーリャの力不足を痛感させられた。UTTU専用の名士カードを試行錯誤した結果は実らず、ステージクリアができなかった。
クリティカルパーティーを構成するリーリャ自体のダメージを伸ばすコンセプト、くわえてトゥースフェアリーなどの育成に素材を使用した分、瞬間火力を底上げできる、汎用性の高いダメージディーラーやサポートの不足などが敗因だと感じた。
そこで、今後UTTUラストステージのクリアを目指して、リーリャの火力を強化を試みたいと思った。異才の有無にかかわらず、推しであれば活躍させたい、と願うのがオタクのサガだ。


*イベントステージや深眠域では相性有利のキャラが変わるので、すべてのステージを攻略する汎用性がどのキャラクターにでもあるわけではない。だから努力が水の泡となる危険性はある。だがそれでもいい、運用したくなる魅力がリーリャにはあるのだ。

検討「クリティカルが絶対発生するならば、彼女の与ダメージは共鳴によって伸ばせるか?」


リーリャの圧倒的なクリティカル率は、安定したクリティカルダメージ運用を実現させてくれる。しかし、味方のクリティカル率を上げたり敵のクリティカル耐性率を下げたりと、クリティカル発生の底上げが得意なキャラクターを編成すれば、リーリャはほぼ間違いなくクリティカルを発生させるダメージディーラーのまま、さらなる高みへ到達できるはずだ。
まず今回は、彼女自身の強化に着目したい。

アクティブ・パッシブ能力

(以下、すべての小数点以下を切り捨てとする)
➤ビークルコントロール(洞察3時点)
・アルティメット発動時クリ率20%アップ
・バトル開始時クリ率10%アップ
・心相基本ステータス100%アップ(100%アップ=×2)

ビークルコントロールの能力は洞察3によってすべて解放しており、戦闘中発動される効果だ。

そして、共鳴において減衰効果をもたらさない3ピースまで、クリティカル率上昇思念パーツをすべてはめ、心相を万雷とする場合、

[基礎クリ率]17%+[加算ステ]61%+[戦闘中]26%(+[ULT]20%)
=[合計クリ率]104%(124%)

となる。

この時点で、敵次第とはいえ、ほぼ間違いなくクリティカルが発生するはずだ。ここまでクリティカル率を高められるのがリーリャの強いところだ。
ほかのキャラクターであれば、サポートや名士カードを組み合わせてなるべく100%へ近づけるしかなく、その労力よりも攻撃力バフや防御力デバフを組み合わせた方が有効だろう。

与ダメージ理論値の比較


それでは、リーリャの与ダメージを伸ばしたければ、どの思念パーツを優先して組み合わせるべきか、そのなかでもクリティカル率はどの程度減少するのか検討する。

【検討方法】
該当ステータスを備えた思念パーツのみすべて採用した時、通常スペル「クロスウインド★1」(追撃ダメージを除く)を基準としたダメージ理論値を算出する。クリティカル率のみ採用した場合と、それ以外の場合のステータスを比較する。

【検討する思念パーツ】

  • クリティカル率

  • 攻撃力

  • ダメージボーナス

  • クリティカルダメージ


*心相基本ステータスは適用する。
*与ダメージは自己流概算であるため、敵ステータスは何一つ想定しない。また、一つの思念パーツは複数のステータスを兼任することから、数値は変動しやすい性質がある。

Ⅰ.クリティカル率偏向型

攻撃力1652
クリダメ×1.77
クロスウインド★1倍率×1.6
ダメボ×1.09
[与ダメージ]5099
[加算クリティカル率]61%

このクリティカル率偏向型を基準として、以下比較していく。

まずは、現状運用しているクリティカル率偏向型から算出をみて、基準とする。
三か月間変わらず、育成期間もクリティカル率を重視して積極的に採用してきた。しかし育成がほぼ終わった現状では、ダメージが伸び悩む足かせともなっている。
クリティカルで戦うという強みが薄れる危険はあるものの、発生自体はサポート編成で補助すれば攻撃力偏向型にしても、機能しそうだ。

Ⅱ.攻撃力偏向型

攻撃力1852
クリダメ×1.65
クロスウインド★1倍率×1.6
ダメボ×0
[与ダメージ]4889
[加算クリティカル率]29%

攻撃力は200上がったが、与ダメージは200ほど落ちた。

ダメージが落ちた!
原因はおそらくダメージステータスの減少だ。ダメージボーナスか、クリティカルボーナスを上げることが得策なようだ。
また極端にクリティカル率が落ちたことから、クリティカル率サポート編成を組むまでのハードルも上がってしまうことに注意したい。

Ⅲ.ダメージボーナス偏向型

攻撃力1769
クリダメ×1.65
クロスウインド★1倍率×1.6
ダメボ×1.1
[与ダメージ]5137
[加算クリティカル率]32%

クリティカル率はほぼ半分だが、ややダメージが伸びている。

ダメージが伸びた!
攻撃力とも兼任する思念パーツがあるおかげか、ダメージがきちんと伸びる点が優秀な型だ。
攻撃力偏向型から、クリティカルダメージの割合は変わらないまま素直にダメージを伸ばせるため、ほかのメインアタッカーの共鳴にも応用できそうだ。

Ⅳ.クリティカルダメージ偏向型

攻撃力1603
クリダメ×1.83
クロスウインド★1倍率×1.6
ダメボ×1.1
[与ダメージ]5162
[加算クリティカル率]43%

面白いことに、かなりダメージが伸びている。

さらにダメージが伸びた!
ダメージボーナスよりもクリティカルダメージパーツが多く、クリティカルアタッカーならではのステータスの伸ばし方であるように感じる。
合計値の単純比較をしても、リーリャにとってもっとも価値の高い思念パーツだ。

結論「彼女の特技は一貫している、ただ舞台に合わせて考え方を変えるだけ」

検討結果


あらためて「クロスウインド★1」の算出結果を並べてみよう。

与ダメージ
Ⅰ.5099 Ⅱ.4889 Ⅲ.5137 Ⅳ.5162

加算クリティカル率
Ⅰ.61% Ⅱ.29% Ⅲ.32% Ⅳ.43%

*分類
Ⅰ.クリティカル率偏向型
Ⅱ.攻撃力偏向型
Ⅲ.ダメージボーナス偏向型
Ⅳ.クリティカルダメージ偏向型

結果を並べた様子からわかるとおり、ダメージを伸ばしやすい傾向はⅣにある。またクリティカル率もバランスがとれており、攻撃力やダメージボーナスを増加させられる余地もある。
おそらくクリティカルダメージとクリティカル率を兼任した思念パーツが多いのだろう。そうだとすると、クリティカル率よりもクリティカルダメージを優先して採用することで、リーリャのダメージを伸ばすとともに、高いクリティカル率を維持することが容易になるはずだ。
かりに、43%の加算ステータスで計算した場合、従来のクリティカル率より18%▼となり、合計クリティカル率は86%(106%)となる。
もし30%程度のバフ・デバフ効果を持つキャラクターがサポート編成できるとすれば、十分に維持が可能となる。

おわりに


リーリャの戦闘スタイルを振りかえる。
彼女はシンプルにダメージを稼ぐクリティカルアタッカーであり、自身の能力で100%を超えるクリティカル率によってダメージを伸ばす。クリティカル耐久率が弱点の敵を容易に突破する可能性を秘めるが、高回転スキル、バフ・デバフスキルがないため、汎用性は高くない。
したがって、編成でダメージアップのサポートをしなければならないが、むしろサポート編成によってクリティカル率100%を確保する前提ならば、リーリャ個人のダメージは伸ばせる余地がある。

そして検討した結果を踏まえると、彼女の攻撃性能はクリティカルダメージの思念パーツを優先することで、安定性を大きく損ねないままによりよく強化できるとわかった。
考えを逆転させてみれば、ダメージディーラーとしての安定性に固執した結果、クリティカルアタッカーとしての魅力が未発掘だった、ともいえる。
なお、戦闘中クリティカル率100%を目指すならば編成という課題は残るため、幾人かの編成キャラクターを絞った時、再び検討を試みたいと思う。

ちなみに、メインアタッカーという視点から見た時、クリ率100%ボーダーを超えうる能力は、ダメージを伸ばす方法がほかのアタッカーとは異なるというクセを有する。ところが、そうとわかった時、彼女を運用する面白みが格段に増す。
なぜなら、リーリャを前線に送り出すためのオンリーワンなチームを組む楽しみが加わるからだ。その部隊は、空を飛ぶ彼女の強力なバックアップであり、クリティカルダメージという勇猛果敢な攻撃を地上からサポートし、貫徹させるようになるだろう。
あるいは、そうした楽しみがほかのダメージディーラーにおいても、未発掘なまま眠っている可能性だってある。
少なくともこうした想像は、ワンマンチーム的な比重に素材割いて、複数のコンテンツにまたがった汎用的なキャラクターの育成素材枯渇を招くかもしれない。しかしその部隊戦術が完成した暁には、ほかの編成では見えなかった景色が開けるにちがいない。

リーリャ「戦友と肩を並べて戦えるなら、前に続く道の険しさなんかどうでもいいさ。」


さて、プレイヤーとしては長らく遊んでいたような気がして不思議だが、『リバース1999』自体まだまだ伸び盛りのゲームだ。
リーリャたちの真骨頂も、時間がいくらあっても遊び足りない。

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