数がかぞえられない
魂と繋がり自分をひとつにする、玉ねぎの皮むきコーチングセラピストです。
ここでは自分がうつ病を患っていたときの体験談を書いていきたいと思います。
今は辛くても、復活して信じられないくらい世界が明るく見える未来が
必ずくるということを信じていただきたいと強く思っています。
うつのときの記憶はかなり飛び飛びになっているものも多いので、
そもそも記憶に残っていないものも多いのですが・・・😅
覚えている限りを書いていきたいと思います。
まず私がうつになったときに辛かったこと、
それは様々ありますが(そもそも生きていること自体が辛いことでしたが)、
第一弾はその中でも覚えているわかりやすい症状の一つとして、
「数が数えられない」というものがありました。
どういうシチュエーションだったかは忘れましたが、
紙を渡されて「○○枚ずつに分けて」とか、
「プリントの枚数を数えて」とかがとにかく恐怖でした。
1、2、3・・・と数え始めると、5枚くらいでわからなくなる。
「今1の台だっけ、10の台だっけ、あれ、そう思っているうちに何枚まで数えたっけ・・・」
と毎回必ずわけがわからなくなっていました。
数えても数えても数字が抜けていく・・・。
対策として数えたものを紙に書いたりするのですが、
そのメモが正しいのかがそもそも信用できない。
数年後、紙の枚数が普通に数えられるようになったときに、
(当たり前のように聞こえてしまいますが)
「私でも数えることができるんだ」
「数えられなかったのは、病気のせいだったんだ」
と改めて実感しました。
あまりにもおかしいので病院に行って、
「私の脳が萎縮してしまっているかもしれません」
と言って診察してもらったことがあります。
X線で脳を確認した先生は「至って健康な脳です。しわもちゃんとあります」
と言ってくださり、わけがわからなかったというのは今では笑い話です。笑
うつの状態ってたくさん辛いことがありますが、
こういう日常生活で出てくる思いもよらない部分がたくさんありますよね。
あの、どうしようもなく脳にコントロールされているような感覚、
自分が自分じゃないような感覚・・・。
今の私にとっては、あれらの経験全てが「ほんとうの自分を思い出してほしい」
という自分自身からのメッセージであり、
そのために自分が用意してきた出来事だということがよくわかります。
私は小さい時から病弱で、病院や薬にはたくさんお世話になってきました。
ですので西洋医学を否定するつもりは全くありません。
ただ、やはりどこかで私たちが本来の力を取り戻して力強く生きるには、
心の漢方治療が必要だと思っています。
対処療法ではなく、根本的な治療を。
ほんとうの自分に戻って、潜在意識としっかり繋がること。
これこそが心の漢方治療であると思っています。
1日も早く、一人でも多くの方が「ひとりである」自分に戻れる世界を、
心から強く願います。
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